2021.5.16 金剛山３００回

金剛山山行がこの日で３００回となる。
緊急事態宣言が出てから遠出するのが憚れているような感もあり（但し、奈良の高天彦神社から４回ある）岩湧山に一度登った以外は金剛山ばかり登って回数を稼いで来た。
その甲斐あって３００回目を迎える運びとなったのだ。
３００回目は雨の予報（この日近畿も梅雨入り）だったが、午前中なら曇りの予報だったので７時前には千早登山口に車を停めて花を見ながら出発する。





登りは４月２４日に歩いたカトラ谷を登ることにする。
途中、フジの花やオオカメノキ？の花が目を引く。







カトラ谷の取りつきではクリンソウが見頃となっていた。



誰かが植えたのではと思うのだが、随分増えたように思う。
取りつきからすぐこの花はなんだったか？





カトラ谷を登って行くとあちこちでクリンソウが咲いている。
上流から雨で流されて来たのが根付いたのかな？





大堰堤では前回来た時には無かったはずの倒木が重なっていた。



雨の予報だったが、見上げると青空も覗く良い天気が広がっている。



大堰堤を越えて以前見たシロバナのクリンソウを見ておこうと行くが、以前あった場所には見当たらなかった。



前回見ていたツクバネソウはどうなっているか確認に行く。
ツクバネソウは花が落ちても存在感があるなあと思う。





ニリンソウのお花畑はユキザサがあちこちで咲いている。
山頂に向かうところでサイコクサバノオが残っていた。



花が小さくてピンボケばかり量産、ええ加減しゃがんでいるのもしんどくなってあきらめて登って行く。
国見城跡には９時３０分前に着いたので１０人ほどの人達とライブカメラに並んだが、自宅で見てみるとライブカメラの不具合か、事前に通過した時の画像が載っていた。



薄曇りになっていたが、遠目が効いたのでズームレンズに交換して富田林方面を写す。





売店前のベニサラサドウダン？を眺め、満開になりつつある転法輪寺の雨露の付いたカイドウサクラを楽しむ。









そしてヤマトグサもあちこちで見ることが出来たが、風の止み間を狙うがこちらでもボケ画像を量産する。







転法輪寺にいる辺りからポツポツ雨も落ちて来たので、ちはや園地で花探しと思っていたのを止めて表彰台が空いていたので休憩を摂る。
休憩後、下山は松の木尾根を下ることにする。
途中、主のようなアカマツを見上げる。



黙々と下っていると紫の花弁が散見出来た。
見上げると今が盛りの綺麗なフジの花を見ることが出来た。







松ノ木尾根にはあちこちにボックリも落ちている。



千早登山口に下り着く頃には雨も上がり、イロハモミジ？に雨露が付いていていつもの表情が変わる。







すっかり天気も回復し、１時前には下山出来たのだった。

番外編でこの日初めて見た花としてカヤラン、ギンラン、黒ロウバイ。







３００回の節目で良いものを見させてもらった。