一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2021.5.23 301回金剛山

2021年05月24日 | 金剛山
この日は梅雨の合間ながら高気圧に覆われて一日中晴れの予報。
20日ぶりにババ谷に車を停めてババ谷のウリノキの状態や寺谷のキツネノエフデを見に行こうと7時15分頃到着するが既に満車。
しばらく待つとすぐに空いたので7時半には出発し、ババ谷へと取りつく。
早速ウリノキを見ると蕾の状態で房状になるのにはもう少し時間がかかりそう。



金剛山のルートで好きな場所の一つ、文殊尾根へと登り上がる植林帯の巻き道を登って行く。



先の分岐から左手に登れば山頂へは早いが、一旦念仏坂へと下って行く。
夜中に雨が降っていたようで葉には雨粒がついていてしっとりした感じだ。



寺谷に入ると登って行く人が多く、こっちは花を見ながら登って行くので次々追い越してもらう。
しばらく登って行くとスマホで写している人達がいる先には初めて見るキツネノエフデが雛壇のように10本ぐらい生えていた。







写真を撮っていると「沢山出てますねえ、細尾谷にも2本ほど出るんですよ」と話しかけて下さった人とほぼ一緒のペースで歩く。
途中で「今日はキバナのなんちゃらを見に来たんやけど・・・」と花の形状を説明されるんやけれどさっぱり判らず。
地面近くに生える花とのことなので先へと歩いて行くと黄色い花が目についた。
どうみてもチゴユリなので、キバナチゴユリですか?と聞くと「そう、それや!だんだん花の名前が出てこんようになりましてなあ」とのこと。
白のチゴユリは今年は郵便道で随分見たがもう終わっている時期。
キバナは一回り花が大きくてこれも初めて見る。
午前中のやっと陽が差してきた時間帯なので未だ先が蕾んだままだがとても綺麗だ。







その後、こちらはカメラの練習にと雨粒に写り込む風景を撮ったり、光芒や玉ボケ、虹色を探して写す。









そして又先程の人と一緒になる。
歳を伺えば9歳年上の76歳。
本来、鈴鹿の山にテン泊予定だったが手違いがあって金剛山に来たとのこと。
永年山岳会で登って来られたようで八ヶ岳や北アルプスのはなしをして山頂まで一緒に登った。
この方とは捺印所前で別れてカード更新し10時30分のライブカメラに入る。



天気が良くて気持ちが良いので休憩を摂ってからちはや園地へと足を向ける。
香楠荘近くのベンチに着いた所でコーヒーを飲んでゆっくりする。
ボックリは未だ生まれたてと言った感じ。



シャクナゲの径ではヤマブキソウが見頃となっている。





朝からゆっくりした一日を過ごしたので下山は細尾谷を下ることにする。
淡々と下り馬の背の出合手前ではシロバナのクリンソウが咲いていた。



百ヶ辻に着いて駐車地へと足を向ける途中で好きな花のヤブウツギを見ることが出来た。



バス道辺に咲く小さな花を見ながら下る。



小さな白い花はじっと見るととても愛らしい。





駐車場に着いたのが2時40分頃、一日よく遊びログを見ると9.5kmとほぼ目安の10km近く歩けて満足の一日を過ごし、初めて出会った花やキノコを思い出しながら自宅に帰った。







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