朝、4時過ぎから目覚めていたが備え付けの寝袋の中でじっとしていて、5時に床を離れた。
表に出ると東の空が赤くなりだし、日の出の5時55分にはご来光は見られなかったものの朝焼けは荘厳な綺麗さだった。
水は有料だったがお湯は6時に頂けるということで、ポットに詰めフリーズドライの味噌汁とパンを食べて朝食とした。
お湯を頂けたお陰で、水は昨日持ち上げた分で何とか足りそうなので購入せずに6時半赤岳展望荘を後にする。
高曇りで少し風はあったもののこの時期としては気温が高く、赤岳山頂に着いた時には身体も暖まり、フリースを脱いで下着2枚重ねの上に薄いウインドブレーカーを羽織って行動する。
昨年、この時期山頂が凍結していたことを思うと条件が良くて、随分暖かくこの先の快適な縦走を約束してくれているようだった。
晴れてはいなかったが、眺望も昨日と同じように全ての山が見渡すことが出来た。
赤岳山頂からはこれから歩く縦走路がくっきりと見え、権現岳も近くに感じた。
いよいよキレットに突入となり、深呼吸をしてから出発した。
赤岳山頂からキレット小屋まで下りとなるがツルネ付近からはガレた下りになるので、慎重に足を取られないように下った。
左に迫力のある天狗尾根を見ながら階段とクサリを通過し、登ってくる人達を見送って落石にも注意しながら通過した。
キレット小屋に着いてから、少し空腹を憶えたので焼き芋を食べて寛いだ。
キレット小屋から旭岳へは登りとなるがさして難しい場所は無く快適にピークへ立った。
旭岳の山頂からは最後の難所の長いハシゴが見え、先行者がちょうど取り付くところだった。
赤岳展望荘のオーナーからはキレット通過にあたり、ハシゴだけは充分気をつけてと言われていたので気合を入れ直す。
先行者が無事通過したのを見てこちらも出発し、ハシゴの取り付く手前で一度ザックを下ろして水を飲み、一息入れた。
これから登るハシゴを見上げると今月10日に登った焼岳のハシゴのほうが垂直になっていて登りづらいように思える。
下から一段一段慎重に登り、ハシゴガ揺れるので、左右に揺れないように上下の重心移動だけに気をつけて、下を見ずに登った。
下から数えて確か57段で登り上げ、クサリを頼りにピークへと登って難なく通過することが出来た。
その登った場所は権現岳に登った折には必ず休憩を摂る場所で、今まで通過してきたコースが手に取るように判る場所だ。
先行者がいたのでハシゴが揺れたことなどを話し、ここまで来たことにお互い喜びあった。
ここからは何度も歩いた場所で、権現岳の頂上を左に見て、そのまま三ツ頭へと下ることにした。
この下りは正面に富士山や南アルプスと甲府市街を見ながらの下りで、快適に歩を進めた。
三ツ頭に着いてここでゆっくり、どんべえのカップ麺リフィルを炊いて休憩を摂ることにした。
この三ツ頭から見る権現岳や赤岳、中岳の並んだ景観が好きでいつもここで立ち止まっては写真を撮ったり、休憩をしたりする八ケ岳の中でもお気に入りの場所の一つだ。
登って来る人達もここで歓声を上げたり、立ち止まって撮影したりしてるので同じ想いだろう。
三ツ頭からは黙々と下り、いまだに盛りは過ぎているもののマツムシソウがちらほら咲いているのに驚いた。
標高2000m付近まで下るとカラマツの黄葉が現れだし、眼下の稜線を黄金色に染めて素晴らしい景色を見ることが出来た。
長い下りを突き進めて行くとやっと天女山の駐車場に下ったが、いつもならここで車を置いているので行程は終わりだが、うつくし森までの5.3kmの道程を行かねばならないので八ヶ岳横断歩道へと入る。
アップダウンが結構あり、放牧されている牧場の合間を3つほど抜けて川俣川に下り、又尾根筋に2度ほど登り上げていい加減疲れた頃にうつくし森の羽衣池へと着いた。
ここからは駐車しているたかね荘は直ぐで観光客が行き交う道を駐車地へ到着した。
たかね荘は観光バスが3台ほど停まっていて人が大勢いたので、支度をして出発し、野辺山の八ケ岳高原牛乳を販売しているヤツレンに直売所に行き、雲のかかった赤岳を見ながら200miカップのジャージー牛乳を飲んで寛いだ。
この牛乳、何と100円でポッポ牛乳なら同量が50円と大サービスだ。
以前、乳製品を買おうと思い直売所に寄り、敷地の外にソフトクリームの看板を見つけて立ち寄ったら、破格の牛乳販売を知ったのだった。
それ以来、野辺山方面に来たら、必ず立ち寄って喉を潤して帰っている。
赤岳から権現岳へのキレットを眺めながら今日一日の行程を振り返って、一つの課題を終えた達成感がじわじわ湧き出したのだった。
表に出ると東の空が赤くなりだし、日の出の5時55分にはご来光は見られなかったものの朝焼けは荘厳な綺麗さだった。
水は有料だったがお湯は6時に頂けるということで、ポットに詰めフリーズドライの味噌汁とパンを食べて朝食とした。
お湯を頂けたお陰で、水は昨日持ち上げた分で何とか足りそうなので購入せずに6時半赤岳展望荘を後にする。
高曇りで少し風はあったもののこの時期としては気温が高く、赤岳山頂に着いた時には身体も暖まり、フリースを脱いで下着2枚重ねの上に薄いウインドブレーカーを羽織って行動する。
昨年、この時期山頂が凍結していたことを思うと条件が良くて、随分暖かくこの先の快適な縦走を約束してくれているようだった。
晴れてはいなかったが、眺望も昨日と同じように全ての山が見渡すことが出来た。
赤岳山頂からはこれから歩く縦走路がくっきりと見え、権現岳も近くに感じた。
いよいよキレットに突入となり、深呼吸をしてから出発した。
赤岳山頂からキレット小屋まで下りとなるがツルネ付近からはガレた下りになるので、慎重に足を取られないように下った。
左に迫力のある天狗尾根を見ながら階段とクサリを通過し、登ってくる人達を見送って落石にも注意しながら通過した。
キレット小屋に着いてから、少し空腹を憶えたので焼き芋を食べて寛いだ。
キレット小屋から旭岳へは登りとなるがさして難しい場所は無く快適にピークへ立った。
旭岳の山頂からは最後の難所の長いハシゴが見え、先行者がちょうど取り付くところだった。
赤岳展望荘のオーナーからはキレット通過にあたり、ハシゴだけは充分気をつけてと言われていたので気合を入れ直す。
先行者が無事通過したのを見てこちらも出発し、ハシゴの取り付く手前で一度ザックを下ろして水を飲み、一息入れた。
これから登るハシゴを見上げると今月10日に登った焼岳のハシゴのほうが垂直になっていて登りづらいように思える。
下から一段一段慎重に登り、ハシゴガ揺れるので、左右に揺れないように上下の重心移動だけに気をつけて、下を見ずに登った。
下から数えて確か57段で登り上げ、クサリを頼りにピークへと登って難なく通過することが出来た。
その登った場所は権現岳に登った折には必ず休憩を摂る場所で、今まで通過してきたコースが手に取るように判る場所だ。
先行者がいたのでハシゴが揺れたことなどを話し、ここまで来たことにお互い喜びあった。
ここからは何度も歩いた場所で、権現岳の頂上を左に見て、そのまま三ツ頭へと下ることにした。
この下りは正面に富士山や南アルプスと甲府市街を見ながらの下りで、快適に歩を進めた。
三ツ頭に着いてここでゆっくり、どんべえのカップ麺リフィルを炊いて休憩を摂ることにした。
この三ツ頭から見る権現岳や赤岳、中岳の並んだ景観が好きでいつもここで立ち止まっては写真を撮ったり、休憩をしたりする八ケ岳の中でもお気に入りの場所の一つだ。
登って来る人達もここで歓声を上げたり、立ち止まって撮影したりしてるので同じ想いだろう。
三ツ頭からは黙々と下り、いまだに盛りは過ぎているもののマツムシソウがちらほら咲いているのに驚いた。
標高2000m付近まで下るとカラマツの黄葉が現れだし、眼下の稜線を黄金色に染めて素晴らしい景色を見ることが出来た。
長い下りを突き進めて行くとやっと天女山の駐車場に下ったが、いつもならここで車を置いているので行程は終わりだが、うつくし森までの5.3kmの道程を行かねばならないので八ヶ岳横断歩道へと入る。
アップダウンが結構あり、放牧されている牧場の合間を3つほど抜けて川俣川に下り、又尾根筋に2度ほど登り上げていい加減疲れた頃にうつくし森の羽衣池へと着いた。
ここからは駐車しているたかね荘は直ぐで観光客が行き交う道を駐車地へ到着した。
たかね荘は観光バスが3台ほど停まっていて人が大勢いたので、支度をして出発し、野辺山の八ケ岳高原牛乳を販売しているヤツレンに直売所に行き、雲のかかった赤岳を見ながら200miカップのジャージー牛乳を飲んで寛いだ。
この牛乳、何と100円でポッポ牛乳なら同量が50円と大サービスだ。
以前、乳製品を買おうと思い直売所に寄り、敷地の外にソフトクリームの看板を見つけて立ち寄ったら、破格の牛乳販売を知ったのだった。
それ以来、野辺山方面に来たら、必ず立ち寄って喉を潤して帰っている。
赤岳から権現岳へのキレットを眺めながら今日一日の行程を振り返って、一つの課題を終えた達成感がじわじわ湧き出したのだった。
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