一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2018.3.18 妙見谷 松の木尾根

2018年03月19日 | 金剛山
この日は昨年の台風21号の被害が出ていたとのネットの記事を見ていたのが気になっていて、どう被害を受けたのか確認しようと思って妙見谷を登ることにする。
前回妙見谷を歩いたのが昨年7月23日で被害を受ける前のことだった。
朝7時に自宅玄関を出てこの日も自転車に跨り、一路千早登山口を目指す。



2時間近くかかって千早登山口にデポ。



いつも思うことだが、この千早登山口まで自転車で来れば、なんか一つの山を登ったようにたっぷり疲れる。
登山モードにしようと河原横のベンチでコーヒーとパンを食べて休憩してリセットする。
バス道を妙見谷に向かっていると青空に飛行機雲が映えて綺麗だった。



バス道の山側斜面が5m位の高さまで木々がすっぽり刈り払われていて、昨年見たハンショウヅルの所も無くなっていた。
まあ、毎日数多く走るバスの保全を思えば仕方が無い。



妙見谷の取り付きから詰め、梯子を下ってほどなくして妙見滝に到着。



落ち口は変わらないので、滝壺辺りがかなり堆積して随分短くなったようだ。
左岸を高巻いて落ち口の上から沢筋を歩くことにする。





いつも通りの水量だが21号の影響か余分なものが流されて周りが明るくなったような気がする。
沢床の石を拾ったり、岩壁をへつったりしながら遡って行く。
やがて難所の滝に着く。
先行者がちょうど滝の上部に上がった所だった。



滝の下に着くと以前にも増して迫力があるように感じる。



写真左手の電線?とロープの2本を束ねて足の置き場に注意しながら滑らないよう濡れた岩を登る。
この滝の上部に出ると後はこれといった難所も無く遡れる。



いつも休憩している中間地点の水場も崩れていたが、乾いた岩に腰かけて豆大福を頬張る。
中間地点から高度を上げて行くと、以前無かった倒木が沢のあちこちを埋めている。





やがて源流地点が近づいてくると左手の斜面がごっそりと崩れていた。



崩れた最上部には自衛隊道の木柵?が見え、人が通れば判りそうだった。
この土砂や倒木が谷に流れこんだので、そらあ見てきたように景色が変わるわなあと思った。



流石にこの辺りまで来ると自転車の疲れもあるのか急登が堪え、時々立ち止まる。
やがて水も枯れて岩ゴロが終わり、ブナの木が見えてきて掲示板のある広場に9時過ぎに千早登山口を出て12時前に登り上がった。
妙見谷の被害後の印象は2~3割難易度が増した感じで、以前は下りでも何度か歩いたが、この状況では下りで歩くことは無いように思う。



捺印所で錬成会の年会費を払って久しぶりに井戸広場で昼食を摂ってのんびり休憩する。
休憩後、この日はちはや園地には行くつもりがなかったのでタカハタ谷を下るつもりで支度をする。
タカハタ谷へと向かっていると先行者の2人連れがそちらへ取り付いたので、気が変わり松の木尾根で下る。



1時間ほどで林道へと下り、地震で地割れしたような被害のあったアスファルトを見ると、まだ通行止めだが綺麗に舗装されていたのだった。



千早登山口で自転車を回収し、しばらく下るが寒くてウインドブレーカーを羽織る。
往きと違って楽々高度を下げ、石川近くのセブンでコーヒーを飲んでから自宅に帰った。








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