一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2020大晦日 ツツジオ谷 千早本道

2020年12月31日 | 金剛山
年末恒例の掃除と正月向けの買い出しが一段落ついたこの大晦日。
寒波が入り寒い中金剛山に登ることにして8時前に自宅を出る。
ノーマルタイヤなので前日に雪道に向けて1週間ほど前に購入していたタイヤチェーンの予行とばかり2度ほど取り付けの確認をして準備はOK。
千早口に近づいてくると道脇には薄っすら雪があるのでいつものババ谷まで行くのは止めて千早口手前の500円の駐車場に車を停める。
ここからなら気温も低いことだしツツジオ谷がどんな具合か確認しておこうと思って行くことにする。
調べてみるとツツジオ谷を歩くのは昨年7月以来で随分久しぶりだった。
登山口のトイレを出た所で3年程前に妙見谷を一緒に登ったHOSHIさんとバッタリ出会う。
何回目になりますかと問われたので274回目ですと答えるともう400回になりますとのこと。
確か100回目くらいは一緒でしたねと言っておられたのでそのスピードにびっくりする。
千早本道を歩くというHOSHIさんと別れて高城茶屋を左にとる。
そして9時30分に取りつきに到着。



腰折れ滝を右手に見てロープ場を通過。



丸太橋には雪が付いて凍っていたので慎重に渡りツツジオ谷に入る。
おむすび岩の所で自撮り。



一ノ滝を見て一息つく。



一ノ滝が望める平らな場所で身体も暖まって来たのでレインウエアを脱いでチェーンスパイクを履く。
この辺りは滑落事故も多い場所なので足運びに注意して慎重に通過する。
二ノ滝はルートから眺めただけだが少し凍っている程度。
昨夕から冷え込んだくらいではそう凍るものでもないのだろう。



尾根と源流の分岐に着いた所で阿闍梨餅と温かい紅茶で一服する。
300mmlのポットに淹れた甘くした紅茶が冬場の山行には欠かせない飲み物だ。



ここからは冬場はヤブも無いので源流ルートを歩く。
一ノ滝からほぼ一緒だった犬と一緒に歩いている二人連れが先行する。



霧氷となっている源流ルートがモノトーンの景色を展開していて幻想的な雰囲気になっている。







六地蔵に登り着くとブナの木もびっしりと凍っている。



国見城跡には11時半近くに着いたのでライブカメラに写り込む。





その後すぐにMINEGONさんと出会ってこの一年花やキノコの情報をいろいろ教えてもらったことやカメラの話をしている最中に猛烈に雪が舞ってきた。
寒さも募って来たので挨拶もそこそこで別れ、こちらは錬成会の大屋根の下へ逃げ込む。
お腹も空いていたのでお昼を早々に済ましてすぐに山頂を後にする。
気温は-6℃。
風があって雪が舞っているので体感気温はもっと低く感じる。
身体が冷えてしまったので鳥の餌場や氷華を見に行く気力も失せる。
後は足早に千早本道を下ることにする。
下っていると風の通り道となっている文殊尾根の見事な霧氷が見てとれた。









下山に際して素晴らしい景色を見ることが出来て良かったなあと思う。
のろし台跡を過ぎた所で千早本道から離れて右手の水ヶ阪尾根を下る。
こちらのルート、過去に2度ほど下ったが途中で道が判らなくなり本道まで引き返したことがあった。
だがこの日、ヤマレコでログを取っていたので先人達が歩いているルートがオレンジ表記されていてはっきりとつかめた。
途中何度かルートの確認をしながら下って行くと眼下に千早本道を見ることが出来た。



一人で歩いているのでヤマレコのスタンダードプランだが初めて歩くルートには心強い機能だと思った。
千早登山口に下山し駐車場へと歩いていると登山あるあるで青空と太陽も顔を出して来ていた。





支度をした後、帰りにテレビで流れていたとのことで家人からリクエストをもらっていた千早赤阪村小吹台のパン屋トマトハウスに寄ってロールケーキとパンを買って自宅に帰った。

この一年コロナに明け暮れたような非日常の一年となりましたが、制約を受けたとはいえ例年と変わり無く山行出来たことが何よりだったと思っています。
良い年をお迎えください。









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