宮台真司・福山哲郎『民主主義が一度もなかった国・日本』を読んだ。この本は、2009年11月30日に刊行された。
もうすっかり忘れてしまったが、2009年8月、麻生総理の時の解散総選挙で、民主党が圧勝し、9月に鳩山内閣が発足した。
福山さんは、外務副大臣であった。新内閣発足して、まもないころ、約2ケ月の短期間で対談を原稿に落として修正するという方法で作成されたものとのこと、
鳩山さんが、9月に国連の気候変動サミットで温室効果ガス25%削減と演説し(安倍内閣になって見直し)、国際デビューするなど、民主党による新しい時代が訪れたことを興奮ぎみに語っている。
今となっては、えっ、民主党政権ってあったっけ、何したんだっけという程度の記憶しか残っていない。
前原国土交通大臣の八ッ場ダム建設中止(安倍内閣になって建設続行)、鳩山総理の普天間基地の県外移転発言、鳩山総理の脱税問題や小沢一郎民主党幹事長の不正蓄財疑惑、蓮舫行政刷新担当大臣の事業仕分け、3.11東日本大震災と原発事故・・ぐらいがやっと思い出せる程度だ。
支持率が激減し、2012年12月に、自民党が圧勝、今日(2018年)まで、安部晋三内閣が続いている。政権をとってはじめて分かることもあるだろう。
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