『ひばりタイムス』に第17回 「駄菓子屋のあるまちー子どもと斜めの間柄」を掲載しました
西東京市の人口は約20万人、うち小学生は9000人強。ここに駄菓子屋が10軒以上あると聞いたら、どう思われるだろうか。私は、駄菓子屋は昔懐かしい商売で、まさか西東京に現在も10軒以上あるなんて思っていなかった。
最近では、子どもの貧困、孤食、いじめなどが問題になり、その解決策の一つとして、「斜めの関係」が注目されている。「親-子」、「先生-児童・生徒」という縦の関係、「友達同士」という横の関係ではない、保健室の先生や隣のおばちゃんなどの斜めの関係があると、子ども達も気楽に本音が言え、子どもの不調や変化などに気づきやすいのではないかというのだ。子どもは「地域で育てる」などと言われることもある。
その一方で、同じマンションでも、子どもに声を掛けると不審者とみなされるとか、子どもに声を掛けないようにしようといった話題も耳に入る。このような環境下では、地域で育てると言っても、子ども達と隣のおばちゃん、おじちゃんとが良い関係を築くチャンスがない。
このため、心ある人達が、子ども食堂を開いたり、中学校に放課後カフェを設けたりして、まずは、子ども達と顔見知りの大人になろうとしている。そんななか、昔から子どもの居場所であった駄菓子屋がこんなにたくさんあるなんて、「我がまちは、捨てたもんじゃない」という気がしたのだ。
駄菓子屋巡り
居場所づくり
叱りかた
続いて欲しい駄菓子屋商売
詳細は、『ひばりタイムス』へ
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