まちおもい帖2

日ごろ感じていることを書き記します。

NPO法人チャリティ・サンタに刺激を受けました

2014-09-16 02:08:32 | 日記
先日、三鷹でNPO法人チャリティ・サンタのお話を聞いてきました。

詳しくは、ここのHPを見て頂くとして、お話を聞いていて、いくつか刺激を受けました。

その一つは、私どもは、「問題解決型」ではなく「価値創造型」です・・・と自らを説明されたことです。
田無スマイル大学は、「現在」から考えるのではなく、「未来」から考えるというのを一つの立ち位置にしています。
現状から考えると、課題や問題点が見えてきて、それは無理だよという話になってしまいます。あるいは、一つの問題を解決しても、それが全体解としては良くないこともあります。
そうではなく、「あったらいいな」を考えて、それを実現するにはどうしたらよいかを考える。この立場ですと、現在対立しているような立場の人々でも、話し合いをすることができます。
また、実現するには、何をクリアしなければならないかが見てきます。

ですから、チャリティ・サンタさんの問題解決型ではないというところは同じです。
「あったらいいなを形にする」というのと「価値創造型」というのは似ているところもあるのですが、後者は、よりイメージが湧きやすい、前向きになりやすいと思いました。
チャリティ・サンタさんの狙いは、世界の子ども達を笑顔にしようということです。「あったらいいなを形にする」というより、「子ども達を笑顔にしよう」という方が分かりやすい。

そして、子ども達を笑顔にしたいとボランティアでサンタになってみると、子どもの笑顔や親御さんからの暖かい手紙などをもらえて、サンタになった人自身もハッピーになるとのことです。
今では、サンタのような人を増やすことも目的となっているとのことです。
子どもの頃にサンタからプレゼントをもらって嬉しかった子どもが、大きくなったらサンタになってくれるという循環も期待しているとのこと。

そして、「大人が変われば子どもが変わる、子どもが変われば未来が変わる」と言っています。
これも分かりやすい言い方だと思いました。「フューチャー・セッション」というより、とても分かりやすい。

もう一つは、サンタになるボランティア、特に若い人が増えているということです。
田無スマイル大学も若い人にアプローチしたい、お仲間を増やしたいと思っているのですが、なかなかリーチできずにいます。
若い人は、夢があって、なんだか楽しそうなことに寄ってくるのだろうと思います。

田無スマイル大学は、ソーシャルグッド西東京の活動のひとつとして生まれたのですが、後者の意図は、まちを面白くする、楽しくするというのもあり、代表の鈴木剛さんは、こういうのが得意です。
私は、つい堅い話に持っていきがち。サンタになるくらいの楽しそうなイメージの何かをやってみると良いのかもしれません。

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