先月のグリーンドリンクスひばりが丘で、平賀千秋さん(ひばりが丘団地自治会 たんぽぽ幼児教室 事務局)のお話を伺いました。
前の記事で『レッドアローとスターハウス』を紹介しました。そのなかで、ひばりが丘団地の自治会がいろいろと不足している機能を得るために、行政や西武鉄道と交渉して実現させていったことを紹介しました。
この本を読んで感動したものの、それがDNAのようになって、今でも続いているというのに驚きました。
というのは、この「たんぽぽ幼児教室」というのは、団地に住むお母さんたちが保育園を必要とし、自分たちで作ってきたもので、今でも、自治会幼児教育部に属して運営しているというのです。
ひばりが丘団地に住んでいる方だけでなく、近隣のご家庭でここに通わせるのも可能で、現在では、ひばりが丘団地以外のお子さんがずいぶん増えているそうです。
幼児教室を作るにあたって、お金が無いので、謝金をして建物を建て、バザーやゴミ回収などでお金を作り出し、返済していったと言います。
2歳児のほか、3・4・5歳児の混合の縦割りクラスからなっているとのこと。
父母と保育者が子どもにとって最適な場であるよう協力しあい、運営しているそうです。
最近では、普通の幼稚園や保育園も増えており、父母の負担が軽いので、そちらを選ばれる方もありますが、このたんぽぽ幼児教室を見学して、こちらを選ばれる方も多いとのこと。
お子さんをここで育てた方が、今では、事務局になられたりしています。
私が訪問したのは、久しぶりに暑い日になった3時過ぎでしたので、延長で預かっているお子さんがすっぽんぽんで水遊びをしていました。
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