読書物語335

もどりました

レトロ写真

2008-05-28 23:50:45 | 家族

今両親は、四国旅行ですが、今日から梅雨入りらしい

お天気大丈夫かしら・・・。

 

というわけで、今週わたしは一人生活を満喫

いつもは見ない戸棚をふっと見たら、いつのまにか甥姪の七五三とかの

写真に交じって、30年以上前の私たち3姉妹の写真が!

しかも、全くアンバランスな写真たてに

なんか、同じ人間なのに、今の子より、圧倒的に時代がかって

野暮ったいのはなぜでしょう・・・?

服?髪型?顔も異様に丸い。

 

ちなみに3人とも鉄兜みたいな頭なのは、

母親が、後ろのつむじから前は、全部前髪と信じて

髪をきってくれてたから

小学校6年で初めて近所の美容院に行ったとき、

「段をいれてるの?」って言われた位、いっぱいの前髪でした。

 

年齢は、後ろが仮家だから、多分5歳4歳2歳くらいじゃないかな。

私がおめかししているのは、母親が育児づかれで倒れ、

かわりに結婚式にいくことになったから。

白いビーズのかばんが嬉しくて、披露宴でもずっと

さわっていたら、何度も落ちてしまい、とうとう途中から

ボーイさんが怖い顔で横にぴったり張りついていた

思い出があります

 

この頃はかろうじて、私が一番大きいけど、

すぐに抜かれるんですよね。

今では妹たちが10センチくらい高いです。

 

それにしても、あんな目立つところに飾らないでほしい・・・。


「終末のフール」 & 「フィッシュ ストーリー」

2008-05-28 23:28:17 | 普通の本

まずは終末のフール。

「8年後に地球に隕石が落ちて、地球滅亡!」が発表されて

5年たったという設定での短編8つ。

あと、3年しかない人生を生きる仙台のマンションの住民の話を

それぞれ少しずつ絡めながら描いてます。

 

「死」が前提なんだけど、それまでどうやって「生きる」かっていう

前向きな話ばかりでしたが、8編も続くのはちょっと食傷気味でした。

いっそ、最後のほうは直撃前夜にでもしてほしかったかな。

 

「許す」ということが、よく出てきますが、一番いいなと思ったのは、

親元に許してくださいって戻ってきた娘にいう両親の言葉

「かわりに、お前も誰かを許してあげなさい」

 

結構面白いなあと思って、続けて最近でた

「フィッシュストーリー」も読んでみました。

 こちらは、なんか私にはどうでもいい話で、とっても眠くなりました。

笑う場面とかも、滑ってる感じ。

          

今日は、よく遊ぶ後輩君と、メールで喧嘩になりました。

メールはどんどん泥沼に入ってしまうから、

あんまり好きではないです。

 

特にちょっと気になりだすと、どんどん裏読みしてしまうし。

でも、その後輩君にはあくまでメールにされます。

なんか、最後にとっても気分悪いです


食堂かたつむり

2008-05-28 00:24:16 | ほろりの本

これを読みながら、電車の中にもかかわらず、泣いてしまいました

今日は疲れたから寝ようと思ってましたが、

やっぱりすぐに書こう!と思って、まず画像取り込みのために、

amazon見たら・・・

 

結構賛否両論。

「否」のコメントにちょっと気勢そがれました。

 

私はおとぎ話の一種だと思ったので、ありえない話というのも

気にならなくって、淡々とすすむ文体も結構好きでした。

それより何より、後半の母の愛と、なかなかそれに

応えられない娘の葛藤とかにしました。

 

あとは、「食べる」ってことは、他の命をもらって、自分が生きていく、

ある意味残酷で、決して綺麗事じゃないんだって改めて思いました。

「食べる」って残酷だから、どこでもマナーとかで

隠そうとするんですよね。

 

でも、料理をして食べさせるって、やっぱり私も最高の愛情だと思います。

今はまだ、はずかしながら、作ってもらうばっかりだけど・・・

 

やっぱり、この本はお薦め。泣けると思います。