海軍大将コルシンカの航海日誌

ロシアの作曲家リムスキー=コルサコフについてあれこれ

マリインスキー劇場《リムスキー=コルサコフ生誕175年記念公演》

2019年02月01日 | R=コルサコフ
マリインスキー劇場が、この3月から4月にかけてリムスキー=コルサコフ生誕175年の記念公演を行うようです。
https://www.mariinsky.ru/en/news1/2019/1/25_2

175周年とかやや半端な区切りだし、どうせ大したことは...などどと思いつつ記事を読むと「オペラを全部上演する」。
全部?15作全部?
またまたご冗談を...と別ページを見たら...

《セルヴィリア》とか(!)、《パン・ヴォエヴォーダ》とか(!?!)
本当に彼の15作品あるオペラを全部上演するようです。
コンサート形式のもありますが、それでも15作品をぶっ続けで全部上演するのは、おそらく史上初、まさに空前絶後となるでしょう。
https://www.mariinsky.ru/en/playbill/festivals/fest2018_2019/rk_fest

もうびっくり仰天です。
生誕150年(1994年)の時は、マリインスキー劇場ではいくつかのオペラが再演されるなど、そこそこ盛り上がっていましたが、没後100年(2008年)の時はほとんど何もされなかったと記憶しています。
そのリカバーの意味合いもあるのか、今回は相当な気合の入れようです。
まあ、諸事情があってのことなのでしょうが、今回上演される珍しい作品は、何らかの方法でぜひ配信してもらいたいものです。