ことパパの鳥見日記

北上→函館→浜松→岡崎と転居。
さてさて今度はどんな鳥に出会えるやら♪

道東旅行3

2011-08-23 | 野鳥

今回の旅行は合計で3泊したのですが、根室の後は知床・羅臼で2泊しました。
そしてこの民宿での2泊が私にとってのメインです 気合っ

というのもこれに会いたかったからです…

魚を咥えてこちらを睨むこのゴッツイ鳥さん。   ちょっと青い生け簀が興ざめですが(笑)
とても会いたかった コタン・コロ・カムイ(集落を領有する神・村の守り神)こと・・・

祝 お初 シマフクロウ

シマフクロウです。でかいです。 全長70cm、翌開長180cmは伊達じゃありません。
フクロウと思えないぐらい迫力あります。
音もなくスーッと枝に降り立つ姿はほんと神と呼ばれてたのもわかる気がします。


するどい視線と爪はまさに猛禽。フクロウ=猛禽と言われるのに初めて納得できました。

ここのシマフクロウはペアで10年以上も生け簀の魚を食べに来ているそうです。
この足輪をしている方が雄とのことでした。

魚を咥える時は頭の方を上手に咥えます。

自分で食べる時と咥えたまま飛び立つ時があります。咥えて帰る時は雛に持って帰る時のようです。

横向いた顔

この写真と下の写真はたしか雌の写真だと思います。

雌の方は足輪をしてません。


なんとか動きのある写真も撮りたいっと思ってここから無理やりISO感度を思いっきりあげてみました。
なんで画像がめちゃめちゃ荒くなってます。

顔を下げたところはなんだか猫みたいです。 でも猫よりずっと大きい


倒木から魚目指して飛び込むところです。 とりあえず足を揃えて出してるのが分かります。


この時点でもう足で魚を掴んでます。


再び飛び込むシーン 目標を定めて飛び出すところです。


羽を広げつつ、足は前に。 足の投げ出しっぷりなんかはミサゴのダイブと似てるような感じです。


強風の中のシマフクロウ おぐしが乱れてます(笑)


でも見方によっては「荒ぶる神」って感じにも見えなくもない


最後までちゃんと撮れなかったけど、ダイブです。


最後に娘のコンデジで撮った動画です。
画像厳しい、青い生け簀がバッチリ写ってる、2分以降は消し忘れ…と散々ですが、とりあえず雰囲気は分かると思います。


こちらは長くなっちゃいました、6分弱  なので、お暇あればどうぞ…。


照明で照らされた中での夜の鳥見。なんともいえない不思議な環境での鳥見でしたが、シマフクロウに
会えたことで違和感など全部吹っ飛びました。やっぱり来てよかった。 シマフクロウよありがと~。
10年来、来てるということでもう結構な年齢になるとか…。いつまでも元気に姿を見せてほしいものです。