きままに

「要領得ぬ身ですが安閑としてやっています。」

雁風呂

2021年02月01日 20時09分25秒 | 野鳥
雁風呂(がんぶろ)の話しは小学校か中学校の国語の授業か何かで習ったような気がします。
 
 
以前、角瓶のコマーシャルで、尺八の音が響き、夜の浜辺で焚き火をしてウイスキーを飲むシーンがありましたね。
 
「月の夜、雁は木の枝を口にくわえて北の国から渡ってくる。
飛び疲れると波間に枝を浮かべ、その上に止まって羽を休めるという。
そうやって津軽の浜までたどりつくと、いらなくなった枝を浜辺に落として、さらに南の空へと飛んでいく。
日本で冬を過ごした雁は、早春の頃再び津軽に戻ってきて、自分の枝をひろって北国へさっていく。
あとには生きて帰れなかった雁の数だけ枝が残る。
浜の人たちはその枝を集めて風呂をたき、不運な雁たちの供養をしたのだという。」
 
哀れな話しだなー 日本人って不思議だなー
 
 
「雁風呂」は春の季語です。
今日から2月。明日は節分ですね。春近しです。
 
 
昨日、安来にコハクチョウの撮影に行き、以前写したことがある雁(ガン)がいないか、あっちコッチ探してみました。
最初行ったコハクチョウの塒(ねぐら)の池に戻ったら、その近くの田んぼに、コハクチョウに混じって黒い鳥が佇んでいるのが見えました。
もしやと思い望遠レンズを500mmにズームアップして覗くと、マガン、否、ヒシクイでした。
飛翔する写真を撮りたかったのですが、ズッと餌を食んでいました。
 
 
 
                                                   2021/01/31撮影
 
 
適宜トリミングした写真があります。
 
 
数えたら12羽いました。マガンより大きく、黒いくちばしの先に黄色い斑が有ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カメラ レンズ:Nikon D5 200-500㎜(f/5.6) ×1.4テレコン(一部) 
現像:DxO PhotoLab&Photoshop
 
 
Yブログサービスに投稿していた時のマガンの飛翔写真です。
 
 
 
 
 
 
 


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (峠 美千子)
2021-02-01 20:21:57
しっかり 撮り楽しみ なされてますね
ヒシクイ なんですね
お写真大きくアップで
表情かわいく (^^♪

 白鳥さんもたくさんいてくれて
やはり いい撮影行でしたね
いいなァ

  私たちは老いました
 なかなか遠出に二の足踏みです~
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おはようございます ()
2021-02-02 07:48:31
飛翔姿って、航空機もですが美しいですね、憧れます。
ヒシクイはカナダガンそっくりですが、カナダガンより少し小さくも感じます。
ヒシクイのシックな色合いもgood。
ハクチョウの着陸時の足が可愛く感じるのはナンデダロウ(笑)
雁風呂の話、寂しい気分になりますね。
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Unknown (kotyanphoto)
2021-02-02 08:30:36
峠 美千子さん おはようございます

コハクチョウはたくさん来ていました。
塒から飛び立つ姿が好いです。

雁はmasaさんのような飛翔写真が撮りたかったのですがダメでしたし、数も少なかったです。
機会あればもう一回行ってみたいです。
人気の蕎麦屋は来年にします(^^)。
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Unknown (kotyanphoto)
2021-02-02 08:48:33
花 さん おはようございます

今回は残念ながら雁の飛翔姿は撮れませんでした。
去年の2月に行きましたが、姿を現さず、あえただけで良かったと思わなければなりません。

カナダガン、お孫さんの写真を拝見しましたが、日本ではそうとう珍しいようです。体調も1メートルを超えるような固体もありヒシクイより15㎝ほども大きいようですね。
雁の種類は落ち着いた色合いできれいですよ。
雁風呂の話しを思い浮かべながら写していました。

コハクチョウの飛翔姿、今日中にはたくさん上げますよ(^^)。
拙い記事ですがご覧頂きありがとうございます。
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Unknown (おじさん)
2021-02-02 13:27:08
雁風呂は津軽地方に伝わる、入浴を勧める風習の一つとか又それにまつわる伝説とか!
何だか悲しい物語のようですね!

3枚目は餌を啄んで、口元に何か付いたのでしょうね!

7枚目では互いに大声で鳴いてるようですが、そう言えば自分が見ないだけなのか渡り鳥がV字編隊で飛んでるところは見ないな・・・(^_-)
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餌場ですか (チー子)
2021-02-02 15:26:30
コハクチョウの姿を見ると思い出します
琵琶湖の内湖をねぐらにして朝餌場に向かう
コハクチョウの姿

此処はコハクチョウの餌場ですか
沢山いてますね
コハクチョウの中のヒシクイ目立ちますね
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Unknown (masa)
2021-02-02 19:12:06
ヒシクイの群れにマガンは混じっていなかったですか
マガン飛翔を狙っての撮影行なのでヒシクイだけでは物足りないですね
彼等も羽がありますからね
来年のお楽しみ いえ 北帰行までは撮れるのでリベンジあるのみですよ(笑)
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Unknown (kotyanphoto)
2021-02-02 21:09:28
おじさん こんばんは

「雁風呂は津軽地方に伝わる、入浴を勧める風習の一つとか又それにまつわる伝説とか!」詳しくありがとうございます。

3枚目は餌を啄んで、口元に麦わらが付いているのでしょうか。

その通り、7枚目はコハクチョウが互いに大声で鳴いていました。
渡り鳥のV字編隊はここでは見ることはありませんでしたが、家の近くではよく見かけますよ。
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Unknown (kotyanphoto)
2021-02-02 21:16:08
チー子 さん こんばんは

琵琶湖の内湖をねぐらにして朝餌場に向かうコハクチョウの姿、絵になりますね。
此処はコハクチョウの餌場です。
塒からそう離れていませんが、遠くにも散らばっています。

白のコハクチョウ中に割と大きな黒いものが見えたのでもしやと思ったら、雁で嬉しかったです(^^)。
もう一度行き、飛んでいるところを撮ってみたいです。
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Unknown (kotyanphoto)
2021-02-02 21:20:33
masa さん こんばんは

ヒシクイの群れは小さく、マガンは混じっていませんでした。
ヒシクイの飛翔写真でも良かったのですが、ご一緒した折の、マガンの飛翔はズッと忘れられません。
何処彼処にいるのでしょうが、masaさんはラッキーでしたね。
北帰行まで雪が積もればもう一度行きますよ(^^)。
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