七夕に生まれ七夕に願い事を短冊に書くこともかなわず

以前、yahoo!ブログに公開していた記事をまとめたものです。

「愛犬の思い出を教えてください」とあったので載せます。

生きていたら今年の７月７日で満１６歳を迎えるミニチュアダックスフンド雌です。

次女に絆され飼いましたが、一言でいえば従順、穏やかな性格でした。

もう一匹のやんちゃ娘のパピプー５歳は車に乗るのを今でも嫌がりますが、生後2ヶ月経ち家にやって来て、散歩ができるようになった頃からいろんな所へ連れて行っていた時から車に乗るのが大好きでした。

車の横に連れて行くといつも乗せてと催促するような仕草を見せていました。

だいぶ前の写真です。散髪後に写しました。

二匹仲良く？

少し嫌がっていますがよほどのことが無い限り吠えることがありませんでした。

毛並みがきれいでした。

2018/6/27、生前の姿

一言で言えば従順でした。

よく我がままな飼い主についてきてくれました。

この日の21時半に15歳の誕生日を待たずに死んでしまいました。

生後２ヶ月で家に来て、慣れるまでに時間がかかり、最初は病気がちで心配しましたがその後、特に大きな病気をしたことも無く、車に乗ることが大好きで遠出も苦にすることが無かったため色んな所へ連れて行っていました。

去年の3月の終わりに散歩に連れて行くのが困難になり、食欲旺盛だつたのですが、ドッグフードを食べなくなったため4月6日に動物病院に連れて行きました。
初めの検査結果は良かったので安心しましたが、調子が悪くなる一方だったため精密検査を受けました。
結果、悪性リンパ腫で、腸に2cmの塊がありました。
担当の獣医の見立ては、最悪後2ヶ月程だろうということで、少しでも長生きしてもらえたらと1週間に一回通院をして治療を受けていました。
治療を受け病院で勧められた缶詰は食べるようになりこのまま良くなって欲しいと願っていました。

1週間前から食欲も無くなり、好きだったスイカや普通は与えないアイスクリームも食べなくなり注射器で与える水を飲むだけになっていました。

死に際は、息をするのを時折確認していたのですが、急に息途絶えたように見えたので慌てて連れ合いを起こしたら、何か言いたげに口を2回動かしたのが最後でした。
一番可愛がっていた連れ合いに別れの挨拶をしたかったようです。

翌日仕方なく、市のペット火葬のページを見て火葬してもらいました。

2018/7/3 、人間で言えば初七日です。

愛犬のかかりつけの動物病院から花が届きました。心よりご冥福をお祈り申し上げます、というメッセージが添えられていました。
とある宗派の門徒として犬にお悔やみをされるというのも、冥福を祈るという言葉も気になりましたが、お気持ちとして有り難くいただきました。

思い出したら涙が溢れてくるので思い出さないようにしている、と連れ合いは言います。
生前、居間で足腰が立たなくなりペットシートに可愛く横たわる姿。
仕方なく、身体を伸ばしたまま入れるように継ぎ足した段ボール箱に入れ、花に囲まれ眠ったようにしている横顔。
斎場に連れて行き棚に安置された姿を思い出すと特にロスを感じるようです。

いただいた花をスマホで写している時思い出したのか、鼻をぐすぐす言わせていました。