晩秋に北方から来て春には帰る雁を雁音(かりがね)と呼ぶのは古来、多くの人がその声をめでたからだそうです。
「雁」が使われた熟語はたくさん有りますね。
雁木、雁風呂、雁擬、雁首、雁行、雁戸、奴雁、雁奴、帰雁、初雁、落雁・・・
雁に自分の心を託して詠んだ歌も多いですね。
春になって北へ帰る雁をよんだ歌です。
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はるがすみ たつを見すてて ゆくかりは 花なきさとに すみやならへる (古今和歌集31)
【訳】春霞が立ちまもなく花もさき楽しい春になるのに、それを見捨てて北国へ帰ってゆく雁は、花の咲かない里に住み慣れているのであろうか。
雁は秋の訪れを告げる鳥ですが、北国に飛び去る事で、春の訪れを告げる存在でもあるのですね。
サンライズ出雲を撮影してから、白鳥ロード辺りに真雁がいないかズッと探していたのですが、何処にも見当たりません。
それならと、1月末にヒシクイがいたコハクチョウの塒(ねぐら)に近い餌場へと引き返しました。
餌を啄んでいるコハクチョウの群れの中には見当たらず諦めていました。
コハクチョウの群れが塒(ねぐら)へ休憩に返って来るのを写していたら、遠くにカラスの群れらしきが見えました。
カメラを向けて良かったです。見過ごすところでした。ファインダーに入った16羽の真雁の飛翔に夢中になり姿が見えなくなるまで追いました。
2021/02/21撮影
上の写真をトリミングしました。
2回クリックしていただくと、オリジナルサイズで見て頂けます。よろしければご覧ください。
タブレット端末やスマホ等では扱いが異なるようです。
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カメラ・レンズ:Nikon D5 200-500㎜(f/5.6) 現像:DxO PhotoLab&Photoshop
♬雁が渡る~ ♬ な~いてわたる♬
無邪気に歌っていた頃が思い出されます
もう 帰ってゆく季節なんですねぇ早いなぁ
いいですね お若いわぁ
素早く?気軽に?山陰行できるんだものなァ
赤い屋根屋根風景が懐かしい
うまくコメントが投稿できなかったようで 二回目
ダブってたら こちら消してくださいね
度々申し訳ございませんでした。
♬雁が渡る~ ♬ な~いてわたる♬
えっ! そんな歌有ったかな?(^^)。
東北では北帰行始まっているようです。
向こうは相当の数が来てますから一斉には帰れないでしょうね。
島根のブロ友さんが、黄砂やpm2.5が飛んでくるようになると北帰行の判断をするようだと教えてくれました。
もう若くは無いですが、暇人でバカなので素早く、気軽に出かけてます😃。
石州瓦の赤い屋根が雰囲気良いですよね。
石州瓦って独特の色といい雪国では道理にあってるし、良い雰囲気を醸し出していましたよ!
昔は鳥たちが北帰行と言うのですか、編隊を組んで飛んでる所を良く見ていたが最近はどうなんでしょうね!
ハクチョウももちろんですが、真雁は羽の色合いが
とても素晴らしいです。ずっと追われたのが分かります。
雁 本当だ‼ 雁の付く言葉の多いこと
そして和歌も‼ こーちゃんさんの指摘でハッと気づきました。
本当に春これから花の咲く良い季節に雁やコハクチョウは花の無い所にお帰りになってしまうんですね。
鳥たちの飛翔シーン素晴らしいです。
松江市に8年4ヶ月居られたのですね。
良いところへ転勤されていましたね。
風光明媚で温泉も多いですし。
石州瓦は島根名産ですが、全国シェアは多いのでしたよね。
県北から多くなりますね。ほんとうに、良い雰囲気を醸し出しています。
米子の水鳥公園から編隊を組んで飛んでる所を観察できるようです。
観察会も有りますね。
近ければ毎日でも行くのですが(^_^)。
コハクチョウはいっぱいいて、いくらでも撮影ができるのですが、真雁は運次第です。
羽の色合いがきれいでしょう。もっと近くから写せれば良いのですが。
ファインダーから消えるまでずっと追ってました。
コハクチョウもマガンも無事に故郷に到着して欲しいです。
オオッ!良かったですねェ~!ヽ(^。^)ノ
流石に、遠出した甲斐があったと言うものです。
真鴈は、こちらでは殆んど見ません。
安来が、南限でしょうか・・・。
真鴈が帰ると、いよいよ春の到来ですねッ!
花粉も、春の到来を知らせる迷惑シグナルです。
嗚呼ッ!当分の間、これに悩まされそうです。(◎_◎;)
下から3枚目にベリーグッド!です。
では、また。(^O^)/
今ではカメラマンとの関わり合いも(笑)
撮れて良かったですね
奇しくも今日の朝刊Y新聞に<はるがすみ たつを見すてて・・・>の歌が解説付で載っていました
風流ですね
雁は古くから親しまれている鳥ですね。
和歌にも多く謳われています。
調べたら面白いのですが、何故か悲しい歌が多いですね。
自分は歌では無いですが、雁風呂の話しがジーンと来ます。
シベリア等、まだ雪が多く寒いのではないでしょうかね。
もう少しユックリすれば良いと思うのですが、鳥たちの事情があるのでしょうね。
とっておきのコハクチョウの飛翔シーンこれから見ていただきましょう(^^)。