異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

クイズ いま日本があるのは、「なんとか宣言」を受け入れたからです。知っていますか?全文です

2016-06-10 12:48:24 | 歴史  歴史歪曲

http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/b5cd1dcc82af29ec3a48b8e14a012f66

クイズ いま日本があるのは、「なんとか宣言」を受け入れたからです。知っていますか?全文です

2016-06-09 
 
shirakabatakesen

 

 

 武田康弘

 いまの日本がある、いまわたしたちが生きている、それを可能にしている文書はなんでしょうか? 戦後の日本の存在を可能とした最大の文書ですので、それを知らないでは何一つ前に進めません。その前提のもとで、いま、わたしやあなたは生きています。

 「ポツダム宣言」を受け入れて、いま、日本は存在しているのです。

  ところが、現代史上、最大の文書である「ポツダム宣言」は、教科書の巻末資料にさえ載っていません(歴史も公民もです)。これほどの不可思議はないですが、いったいなぜでしょうか。日本は敗戦したのではなく、戦争が終わった、そう、台風や地震のような自然現象のように「終わった」だけ、ということにしたいのでしょうか。

  安倍首相の敬愛する祖父の岸信介ら東条内閣(昭和天皇が近衛を嫌い東条を推した)が、決定したアメリカとの戦争、それに全面敗北して、アメリカ合衆国、中華民国、英国の三か国が連合国を代表してつくった「ポツダム宣言」を8月15日に受諾、9月2日に降伏文書に署名して、戦争を終えることができました。その「ポツダム宣言」を読んだことがないと国会答弁したのが、安倍首相です。わたしは、あまりのことに言葉を失いました。

 

 以下は、全文です。 最初の外務省の翻訳はカタカナ表記ですので、孫崎享さん(元外務省情報局トップ)の本『戦後史の正体』からです。

『ポツダム宣言』ー全文

「降伏文書」ー全文


 

武田康弘

1952年神田生まれ。手賀沼に臨む我孫子市在住。
内在を原理とする実存論に立ち、民主的倫理による教育を実践する恋知者。
『白樺文学館』初代館長。白樺教育館ホームも宜しく。

 

 

 

 


櫻井よしこは「言論人の仮面をかぶった嘘つき」だ!…(小林 節)

2016-05-02 19:18:54 | 歴史  歴史歪曲

http://lite-ra.com/2016/05/post-2206_4.htmlより転載

憲法記念日特別企画◉改憲勢力のインチキを剥ぐ!

改憲派のリーダー・櫻井よしこは「言論人の仮面をかぶった嘘つき」だ! 憲法学者・小林節が対談を捏造されたと告発

2016.05.02
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「櫻井よしこ オフィシャルサイト」プロフィールより


 櫻井よしこといえば、安倍首相と二人三脚で改憲運動を引っ張っている、“極右論壇”のマドンナ。「美しい日本の憲法をつくる国民の会」共同代表、極右改憲団体「民間憲法臨調」代表など、戦前回帰を狙う日本会議ダミー団体のトップを務め、さまざまな場所で憲法改正の必要性を叫び続けている。

 もっとも、櫻井氏については、作家の百田尚樹センセイや先日逮捕された田母神俊雄サンとは違って、トンデモぶりを指摘する声は少ない。むしろ、多くの人が“上品な保守言論人”のようなイメージを抱いているようだ。

 ところが、そんな櫻井氏にこんな辛辣な批判の声が上がっている。

「櫻井さんに知識人、言論人の資格はありません。言論人の仮面をかぶった嘘つきです」
「櫻井さんの言説は理論ではなく、櫻井さんの好き嫌いを表現した感情論、あるいは櫻井グループの利害を表現した損得論に過ぎないということです。バカバカしい」

 こんな発言をしたのは、憲法学者の小林節・慶應義塾大学名誉教授だ。もともと、自民党の改憲論議に付き合ってきたタカ派の改憲論者で、近年、安倍政権の立憲主義を無視した暴挙に危機感を表明したことで知られる小林教授だが、最近、「月刊日本」(ケイアンドケイプレス)2016年4月号のインタビューに登場、櫻井氏を苛烈かつ理路整然と批判しているのである。

「公開討論を求める! 嘘だらけ・櫻井よしこの憲法論」と題されたこのインタビュー記事で、小林教授はまず、櫻井氏の人物像についてこう語る。

「もともと民主主義の基本は、正しい情報に基づいて国民が国家の方向性を判断するということです。しかし私に言わせると、安倍政権は嘘キャンペーンを張って、国民を騙しています。そのことで櫻井さんが大きな役割を果たしている。美人で、経歴が良くて、表現力もあるから、一般国民はコロッと行ってしまう。このままでは安倍政権や櫻井さんの嘘に騙されて、国民が判断を誤りかねない状況です」
「私の経験から言うと、櫻井さんは覚悟したように嘘を発信する人です」

「覚悟したように嘘を発信する人」とはどういうことか。小林教授は、かつて櫻井氏とともに日本青年会議所のパネルディスカッションに登壇したときのエピソードを例にあげる。そこで櫻井氏は「日本国憲法には、『権利』は19か所、『自由』は6か所も出てくるのに、『責任』や『義務』は3か所ずつしか出てこない。明らかに権利と義務のバランスが崩れている。そのせいで日本人は個人主義になり、バラバラになってしまった」というような主張をしたという。これに対し、小林教授はその場でこう反論した。

「櫻井さんの主張は間違っています。法律には総論と各論があり、総論は全ての各論に適用されます。日本国憲法では、『公共の福祉』を定めた憲法12条と13条が総論として、ちゃんと各条が認めた個々の人権全てに制限を加えています」

 加えて小林教授は、そもそも憲法は国民の権利を定め国家に義務を課すものだということ、いわゆる国民の三大義務の「納税」「勤労」「教育」は国家存続に必要不可可決がゆえに例外的なものであることを説明。つまり、櫻井氏が言う“「義務」に比べて「権利」が多すぎる”という主張をはっきりと退けたのだ。

 小林教授が語っているのは一般的な教科書にも必ず登場する“憲法の基本中の基本”。櫻井氏がこんなことも知らなかったというだけでも呆れる話だが、小林教授がこの憲法の基本を指摘すると、櫻井氏は「顔面蒼白になって、それから目線が合わなくなり、その日は挨拶もせずに帰っていった」と言う。ようするにぐうの音も出ずに遁走したらしいのだ。

 だが、櫻井氏は、小林教授から誤りを指摘されて以降も、こうした嘘の憲法論を講演会などで繰り返し述べている。小林教授が「私に論破されてギャフンと尻尾を巻いて逃げておきながら、相変わらず確信犯的に同じ誤った情報、つまり嘘を垂れ流し続けるのは、無責任かつ不誠実極まりない」と、強い言葉で批判するのももっともだろう。

 しかも、櫻井氏の不誠実さは、何も憲法に関する知見のなさだけに限らない。小林節教授は、前述の「月刊日本」のインタビューでかつて櫻井陣営から受けた卑劣な“発言捏造事件”を暴露している。

 以前、小林教授が「週刊新潮」(新潮社)で、外国人参政権について櫻井氏からインタビューを受けるという企画を受けたときのこと。だが、取材当日、櫻井氏本人は登場せず、中年男性のアシスタントが聞き手としてやってきたという。そこで、小林氏は櫻井側からこんな“提案”を受けたという。

「そのやりとりの中で、向こうが『櫻井は『納税は公共サービスの対価だ』と言っている。これを小林先生のセリフにしてほしい。バシッと決まりますから』と言ってきたから、私は『その主張は間違っています。憲法学者として嘘を言うことはできません』と断りました」

 ようは、ただでさえ別人によるインタビューであることに加え、なんと櫻井氏側は、完全なる“ヤラセ”を仕掛けていたのだ。小林教授が言ったことにして自説を広めようとする詐欺的行為も下劣きわまりないが、しかも、小林教授が誤りを指摘したにもかかわらず、あとで掲載されたものを見ると「堂々と『納税は道路や水道や教育や治安等の行政サービスの対価である』と書いてあ」ったという。

 しかも、どうやらこうした手口は、櫻井氏の得意技であるらしい。実は櫻井氏は10年ほど前にも、勝手に発言を捏造したことを告発されている。
 
 月刊誌「創」(創出版)1997年4月号で、まだ国会議員になる前の福島瑞穂氏が、従軍慰安婦の議論に関して櫻井氏とこんなやりとりがあったことを明かしているのだ。

〈1996年12月上旬頃、桜井さんから電話がかかってきた。「福島さんに対して実に申し訳ないことをしました。講演をしたときに、うっかり口がすべって『従軍慰安婦の問題について福島さんももう少し勉強をしたらどうですか』と言ってしまったのです。本当に申し訳ありませんでした」といった内容の謝罪の電話であった。12月29日ごろ、講演録の冊子を見て心底驚いた。
「私は福島さんを多少知っているものですから、あなたすごく無責任なことをしているんではないですか、というふうに言いました。せめてこの本を読み、せめて秦郁彦さんの研究なさった本を読み、済州新聞を読み、そして秦郁彦さんなどの歴史研究家の従軍慰安婦の資料を読んでからお決めになったらどうだろう、吉田清治さんの本を証拠として使うこと自体がおかしいのではないかと言ったら、ウウンまあ、ちょっといろいろ勉強してみるけど──というふうにおっしゃってましたけれども……」となっているのである。
 講演や話し言葉のなかで、うっかり口がすべったり、不確かなことをしゃべってしまうことはもちろんある。しかし、この講演で話されている私との会話は、全く存在しない架空の虚偽のものである。〉

 ようするに、櫻井氏は論敵である福島氏との虚偽の会話をでっちあげ、さも自分が言い負かしたかのように語っていたのである。

 櫻井氏の嘘が露呈したケースは他にもある。たとえば、2006年、日経新聞が元宮内庁長官・富田朝彦が遺した1988年4月28日のメモ(いわゆる富田メモ)から、昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀に強い不快感をもって参拝を拒否していたことをスクープした際は、それを否定しようと、資料を完全に読み違えて「日経は世紀の誤報だ」とがなりたてていた。

 また、2014年には、女系天皇を否定し、旧宮家の復活を主張するために、『文藝春秋』のインタビュー「かつては、必要な血筋の方を天皇に据えるべく、六百年を遡ったこともある」とまるっきりのデタラメを口にし、小林よしのり氏から、「とにかく、信じられない間違いだらけ!! こんなバカな間違いを平気ですることで、明白です。櫻井よしこは、皇統のことなんか、一切真面目に考えてもいないのです!!!」と一刀両断されている。

 まさに、小林教授のいうように、櫻井氏は自分の主張を貫き通すために、平気で「嘘を発信」しまくってきたのだ。こんな人物をアイドルのように祭り上げる右派論壇の頽落たるや、もはやため息もでないが、しかし問題にすべきは、安倍首相が櫻井氏を重用して、いま、積極的に“政権別働隊”として改憲のための世論操作を仕掛けていることだろう。

「大きな嘘でも幾度となく繰り返せば、最終的に人々はその嘘を信じる」とはナチスドイツの宣伝省大臣だったゲッベルスの言葉だが、やはり、安倍政権はこのナチの手法に倣っているらしい。“エセ言論人”と安倍政権の策謀に、われわれは決して騙されてはならない。
宮島みつや

 

 

 


「国が、国は、国側???」=露骨なウソ。騙(だま)し、騙されるわが日本人、哀れで愚か。

2016-03-13 23:56:39 | 歴史  歴史歪曲

思索の日記
http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/dcbc02e50994a4b0a7a9bf396df502a2

 shirakabatakesen武田康弘
       (元参議院行政監視委員会調査室・客員=日本国憲法の哲学的土台を講義)
 
 

「国が、国は、国側???」=露骨なウソ。騙(だま)し、騙されるわが日本人、哀れで愚か。

2016-03-13 | 学芸

 毎日毎日、ニュースや社会解説番組で、何百回も繰り返される「国は」「国対住民」「国側勝訴・敗訴」、国、国、国。

 ここまでウソというより詐欺の術の言葉を繰り返すマスコミ関係者、あるいは、評論家は、【国語科の学習・社会科の学習】の内容を身に付けているのでしょうか?
大学入学試験に合格しても何も分からない=丸覚えとパターンの刷り込みだけで、ほんとうのことは何も知らない人だらけのようですね。
もしそうでないなら、明治維新の末裔(主に長州藩の下級武士たち)とその従属者である今の政府関係たちに脅されて、あるいは誘導されてそう言っているのでしょうか?

 国は、ではなく、 政府は、あるいは官邸は、であり、または、通産省が、財務省が、文科省が、です。
いまの政府の意思に過ぎないものを、国は、という。いまの官邸の意向でしかないものを、国が、という。官僚たちの集合意志=惰性態でしかないものを、国側は、という。

 現在の日本国は、主権者を市民=国民とする民主政なのではないのですか(憲法第一条にある通り、天皇は象徴であり、その地位は、主権の存する日本国民の意志に基づくのです)。

 無条件降伏による敗戦までの明治憲法(大日本帝国憲法)では、主権は天皇にあったのですから、民主政の前提でる「人民主権」とは異なりましたが、現憲法では、主権者(国家権力の源泉)は、わたしやあなた=国民にあるのです。小学校の教科書に記載されている通りです。これは、原理・原則です。

 主権者を天皇から国民への大転回をはたしてから70年経ちますが、いまだに、政府や官邸の意思を、国の意思だと言う!!!????もう、これは、低脳か詐欺のどちらでしかありません。「上官の命令は国イコール天皇の命令である」という戦前思想は終わったのではないのでしょうか。

 きちんと言葉を使わないで、政府・官邸の意思や官僚組織の都合のことを「国」と呼んだのでは、政府批判も官僚批判もできなくなります。「おい、お前、【国】に逆らう気かなのか!」(これは、自民党の桜田衆議院議員が、我孫子の一市民にみなの前で言った言葉です)。

 国という言葉には、大きく3つの意味があります。わざとごちゃ混ぜにして、政府の方針への批判をしにくくする詐術はもういい加減にやめなければいけません。
国の主人公は、わたしでありあなたです。国は、わたしとあなたの意思とお金を出し合ってつくるものです(それが「社会契約」の意味本質)。わたしとあたた=公共の意思とは別に国家権力があり、公共の意思に逆らう国家権力がある、というのならば、言うまでもなくその権力は正当性を持ちません。

それにしても、ある特定の考え方や政策を、「国」の方針だと言い、まるで、国という生物あるいは物体が存在するかのように錯覚させるというのは、北朝鮮も真っ青な恐るべき詐術というほかありません。

  マスコミ関係者や官僚政府のみなさん、これからもまだ詐欺の言葉を使い続けるのですか? もし良心あるなら、変えなさい。


明治天皇所持の伊藤博文の写真(宮内庁が公表)
憲法作成者の伊藤は、大日本帝国憲法は、天皇から恩寵として臣民に与えられるものであり、「主権が国民に変わることは永久にない」と教説)

 
 
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<追記>

「国が、国は、国側???」の結語です。
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主権者を人民(民衆・民・市民・国民)とする社会を民主政社会とよびますが、民主政社会における国(国家)とは、主権者であるあなたやわたしの意思(これを「一般意思」といいます)により、つくるシステム(制度・組織・体系・体制)のことであり、それ以外ではありません。

...

政治レベルで話題となる「国」または「国家」というのは、自立した一人ひとりの考え(一般意思)とお金(税金)によりつくるシステムのことです。国という実体がどこかにあるのではなく、国とはシステムのことで、それ以外ではありません。

政治レベルの話とは異なる、言語とか歴史とか生活習慣という意味での国は、ネーションであり、それは文化的レベルでの話です。また、故郷という意味での国は、カントリーで、気候風土など自然レベルの話です。

政治レベルにおては、責任の所在を明確にすることが何より重要ですから、きちんと、政府は、官邸は、○○省では、と言わなくてはいけないのです。国は、という曖昧な言い方は、騙しの言語にしかなりませんし、問題の所在を不分明にする詐術になります。それは犯罪行為とさえ言えます。心しましょう。

政治レベルの話でしかないもの=国のありようについての特定の見方や主張や解釈に、文化や風土レベルの話ダブらせて、まるで日本という実体(物)が存在するかのように思わせるというのは、極めて悪質な占脳ー染脳です。それにより、人々の自由な意識を縛り、特定のニッポン主義の思想に気付かせぬように誘導するわけです。

これは、明治の維新政府以来続く日本の悪しき「伝統」です。これを国体思想とよびますが、まさにシステムを実体化させてしまうのですから、「国体」です。政治的なレベルの国(政府の思想)が、体になり固定化されて惰性態となるのです。個々人の自由を元から奪う恐ろしい思想です。

 

 

 


武田康弘氏の記事=「日本の伝統はウソ」が削除されていた。なぜ誰が?→オリジナルはここにあります。

2016-02-10 02:37:07 | 歴史  歴史歪曲

思索の日記

http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/cb869666fa3589f44853e7c6dd5428a8

驚異的な89万件の「いいね!」のわたしの記事=「日本の伝統はウソ」が削除されてしまった。なぜ誰が?

2016-02-10 

わたしが、このgooBlogに1月8日に出した『初詣や神前結婚式や見合い結婚や天皇現人神は、日本の伝統!?みな真っ赤なウソです。』の記事は、

知らないうちに「WEBメディアSpotlight」で、写真付きで紹介されていたのを友人の高城久さんが見つけて、FBで教えてくれましたが、

そのわたしの書いた記事には、「いいね!」が89万件も寄せられていて、ほんとうに驚くと同時に、とても嬉しく思いました。





しかし、それが昨日見ると削除されていました。なぜ?どうして?誰が?どのように?すべて謎ですが、

オリジナルは、ここにありますので、どなたかぜひ、また紹介してください。

なお、Youtubeには2月7日にアップされたとのことですが、これもまた消される可能性があると思います。


武田康弘

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 http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/9dd82ad3aa209b7b373f141fec8f1a6e

初詣や神前結婚式や見合い結婚や天皇現人神は、日本の伝統!?みな真っ赤なウソです。

2016-01-08 | 学芸

初詣は伝統?
神前結婚式は伝統?
見合い結婚は伝統?
天皇現人神は伝統?

いいえ、み~~~んな明治以降のお話です。

いまのような初詣が始まったのは、ようやく明治も中期からですし、
神前結婚も明治30年代以降のことですし、
見合い結婚は、明治政府が、恋愛を邪なものとして明治中期から「見合い結婚」を強力に推進したもの。それまでの長~~~い日本の伝統は、ずっと恋愛結婚(男女の結び付きの自由)でした。
もちろん、天皇現人神などという思想は、江戸の後期国学や水戸学の思想で、一部の特殊な人のものでしかなく、ぜんぜん伝統などではありません。
靖国神社は、政府がつくった施設で、神社ですらありません(明治2年に明治政府がつくった「東京招魂社」を10年後に神社と改名)。古来
の神社ではなく、明治政府のつくった新興宗教=政府神道の施設なのです。

みな、明治維新を成し遂げた志士たちが、自らの権力を正当化する必要から拵えた代物でしかないのです。


こういう類の話は、歴史家に聞けば山のようにあり、大論文になってしまいますが、
肝心なことは、安倍首相の一派や日本会議にあつまる人々の言う日本の伝統なる話は、元からデタラメで、みな明治維新政府の作成でしかない、という歴然たる事実を明晰に自覚することです。

ついでに言えば、大安とか仏滅などとカレンダーに書いてあるのは、カレンダーの制作者=販売者が、どうしたら売れるかを考えてつくり出した代物で(これは明治ではなく戦後のことですが)、無根拠です。満点大笑いの話(=バカげた迷信)でしかないのですが、お菓子会社の「バレンタインデー」創造と同じです。

考えることなく従う、というのは、これまた明治維新以後の日本人の特徴ですが、
われわれ日本人も、そろそろ自分で考える=根拠を知るという脳作業を始めたいもの、と思います。


 
「戦前思想」の代表者
=岸信介と東条英機


武田康弘

 

 


気分は戦前! 【動画】“陸自の歌姫”の歌声も「大東亜戦争を語り継ぐ会」大阪初開催

2016-01-13 23:21:52 | 歴史  歴史歪曲

「大東亜戦争を語り継ぐ会」で「海ゆかば」を歌うって、気分はもう戦前か。

http://www.sankei.com/photo/movie/news/160112/mov1601120001-n1.htmlより転載

【動画】“陸自の歌姫”の歌声も「大東亜戦争を語り継ぐ会」大阪初開催

2016.1.12 18:00更新 mov1601120001

正論・井上和彦講演会 コンサートを行う陸上自衛隊中部方面音楽隊の鶫真衣さん =10日午後、大阪市北区の大阪市中央公会堂(彦野公太朗撮影)
 

 本紙「正論」欄執筆メンバーでジャーナリスト、井上和彦氏の講演会「日本が戦ってくれて感謝しています」が10日、大阪市北区中之島の大阪市中央公会堂大ホールで開かれた。東京・靖国神社で計9回開かれた「大東亜戦争を語り継ぐ会」の大阪初開催で、約1200人で満席となった大聴衆が熱弁に聞き入った。

 井上氏は日本軍将兵約800人が終戦後もベトナムに残って独立のため戦った歴史などを挙げ、アジア諸国で命を賭した先人たちの想いが現地では今も引き継がれ、敬われ続けている現状を紹介。

 「真実を伝え続けることで、終戦後の占領下で刷り込まれた『悪しき侵略戦争』というイメージを絶対に払拭しなければならない」と訴えた。

 また、地中海・マルタ共和国にある日本人戦没者墓地も取り上げ「第一次世界大戦で日本は世界秩序のために戦った。大戦100周年の2018(平成30)年には戦勝国としての名誉をぜひ思い出してほしい」と強調した。

 講演会では「陸自の歌姫」こと陸上自衛隊中部方面音楽隊の鶫(つぐみ)真衣陸士長のミニコンサートも行われ、歌声が会場を彩った

 <!-- 「陸自の歌姫」鶫真衣陸士長が歌声を披露 -->