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6/24 リーマンショック以上!株価大暴落~英国のEU離脱ショックで、年金資金は何兆円「溶けた」のか。

2016-06-25 01:23:33 | 経済 金融

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http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/f4fa076364d445866993a4c7270cf5feより転載

英国のEU離脱ショックで株価暴落。1日で1200円以上下落。年金資金は何兆円「溶けた」のか。

2016年06月24日 | 安倍自民党の危険性

 イギリスのEU離脱についてはまた改めて書くことにして、とにかく日本経済への影響というところから見ると、2016年6月24日の東京株式市場で日経平均株価の終値は前日比1286円33銭安の1万4952円02銭となりました。

 英国の国民投票の経過に翻弄され乱高下する展開となり、離脱派勝利が確実となると、株価の下げ幅は一時1300円を超え、取引時間中に今年最安値を更新しました。

 また、円相場は一時、1ドル99円台をつけるなど大荒れの展開となりました。今後の日本経済にも大きな影響を与えそうです。


 気になるのは、安倍政権のもとで、年金資金を日本株25%、外国株25%と、あわせて半分の資金を株で運用するようになっていることです。

 2015年7ー9月期に株価が14%下がって年金資金が8兆円減って大問題となったのですが、その計算で行くと、今日一日で年金資金は5兆円程度、「溶けだした」と思われます。

 日本政府はGPIFの2016年1ー3月期の収支報告を例年より数週間遅らせ、詳しい数字の公表を参院選後に先送りしてしまっています。

 2015年末が1万9000円台で、今が1万5000円未満ですから、今年に入って大幅に年金はさらに減っています。

2015年1年間で5兆円、消費税増税3%分が吹っ飛んだ!今年の株価下落で年金目減りも参院選後までひた隠し!

 

 

 年金のような確実な運用を求められる資金を株式に投資して運用するのは下の下だといくら批判されても、政府がこれを変えなかったのは、巨額の資金を運用することで株価誘導して、日本経済がうまくいっていると見せかけるためでした。

 そのような誤魔化しが麻酔効果になってしまい、どうしても株への年金資金の投資がやめられないのが今の安倍政権です。

 いずれは破たんするとわかっている日銀の金融緩和や年金積立金の株式投資に奔走している安倍政権をこの参院選挙で勝たせてはなりません。

 それは国民が自分の首を絞めるようなものです。

全くの無能ぶりをさらけ出す安倍政権の経済閣僚たち。

 

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年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の国民の年金資金が、安倍政権の都合のよい会社に使われる。

株価900円超下落。今日1日で年金資金3兆円=国民年金保険料1500万人分、消費税1%分が吹っ飛んだ。

日本から逃げる海外投資家の日本株売りが止まらない。ブラックマンデー以上の過去最大の売り越し。

 

アベノミクスの終焉、ピケティの反乱、マルクスの逆襲 (さよなら安倍政権)
友寄英隆 著
かもがわ出版

最新刊。

ピケティ・ブームは、格差を拡大したアベノミクスを国民が突き放しつつあることを示している。安倍政権の経済政策を軍事力強化路線を含めて全体的にとらえ直し、マルクス『資本論』の視点もふまえ、経済政策をめぐる対決点を再定義した。


国民なき経済成長 脱・アホノミクスのすすめ (角川新書)
浜 矩子 (著)
KADOKAWA / 角川書店

株価は上昇しているのに、多くの国民の生活は良くならない―。人間の姿が見えない「アベノミクス」は、何の「ミクス」でもないと著者は言う。「アホノミクス」の提唱者が語る、日本経済の現状とあるべき未来像。


アベノミクスの終焉 (岩波新書)
服部茂幸 著
岩波書店

政府と日銀が紡ぐ「アベノミクスによって日本経済は回復しつつある」という「物語」。しかし、それは真実なのか。異次元緩和の始まりから一年がたった今、いくつもの「つまずき」を抱えたアベノミクスの実態が明らかになっている。政治のレトリックに惑わされることなく、客観的なデータにもとづき、警鐘を鳴らす。


アベノミクス批判――四本の矢を折る
伊東光晴 著
岩波書店

アベノミクスと称される一連の経済政策は果たして有効か。近時の株価上昇、円安はアベノミクスの恩恵か。第一、第二、第三の矢を順次検討し、いずれも長期不況からの脱却にはつながらないことを明らかにする。さらに第四の矢ともいうべき、安倍政権の真の狙いである憲法改正など「戦後政治改変」の動きもあわせて批判する。

 

検証 安倍イズム――胎動する新国家主義 (岩波新書)
柿崎 明二  (著)
岩波書店

「美しく誇りある」父のような国家が国民一人ひとりを子のように指導し、守っていくーー。異次元緩和や賃上げ税制など経済政策から教育、憲法改正、安保法制まで、安倍流国家介入型政治に通底するのは「国家の善意」である。その思考と意志を、国会審議や諮問会議議事録など「首相自身の言葉」から探る

伊勢志摩サミットで安倍首相が語った「今はリーマンショック前の状況」というのを本気で言っていたのなら、まず、この年金をじゃぶじゃぶ株に使っている態勢を何とかしなければならなかったのに。

 

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