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参院選公示。争点隠し選挙の真の争点は改憲の是非。改選議席数121議席中54議席が改憲阻止ライン(Everyone says I love you !)

2016-06-23 01:27:55 | 参院選

Everyone says I love you !
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参院選公示。争点隠し選挙の真の争点は改憲の是非だ。改選議席数121議席中54議席が改憲阻止ライン!
2016年06月22日
 

 安倍首相が政治家として最も大きな目標にしてきたのが憲法「改正」。

 第二次安倍政権になってからも、改正条項である96条をもっと緩やかにだとか、大災害に対処するため緊急事態条項を創設、など手を変え品を変え、改憲への野望を見せつけてきました。

 ところが、参院選の街頭演説では第一声でも改憲については全く触れず。

 2016年6月21日の報道ステーションでの党首討論会では

「憲法改正しますって言ったって、それはあまりにもアバウトじゃないですか。ですから、そういうことには時間は割いていません」

と珍弁解をする始末。

 しかし、これまで特定秘密保護法も、集団的自衛権も、選挙の時には前面に出さず、選挙で勝った後に持ち出してきて成立させてしまった「前科」があります。

 有権者の皆さんは決して騙されないでください。

安倍首相がまだ改憲を争点隠し「選挙で争点にすることは必ずしも必要でない」

 

 国会が憲法改正を発議するには、参院定数の3分の2にあたる162議席以上が必要です。

 与党の自民・公明のほか、おおさか維新、こころが改憲派です。

 他方、参院は3年に1度、定数242の半数の121議席を改選しますが、今回は非改選の121議席のうち、自民(65)、公明(11)に加え、おおさか維新(5)、こころ(3)の4党が84議席を占めており、この参院選で4党が78議席を獲得すれば、憲法改正の国会発議に向けた条件が整うことになります。

 さらに非改選の無所属議員の中に、憲法改正に前向きな参院議員は数人はいるほか、改憲への考えを明らかにしていない議員がいるので、仮に4党で78議席に達しない場合でも、こうした議員の動向次第では3分の2を超える可能性があります。

 

 

 

 改憲阻止を掲げて野党共闘をしている民進、共産、社民、生活の野党4党の非改選議席数は27議席でしかありません。

 改選議席121のうち54議席を獲得すれば計81議席となり、改憲発議を阻止する「3分の1超」となりますが、54議席と言えば改選議席数121ののほぼ半数。また、3年前の参院選の議席数のちょうど倍を取らないといけないということでもあります。

 いまのままの支持率では及ばないでしょう。

 野党4党と市民の獅子奮迅の努力が必要です。

 

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全32選挙区に野党統一候補を立てられましたから、前回とは見違えるほど良い結果が出ると思うのですが、それに甘んじていたら足をすくわれます。

 

 

 


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