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<拡散希望!> 【SEALDsはそれでも野党共闘を求めます!!】

2016-02-18 00:12:42 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

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SEALDsはそれでも野党共闘を求めます!

【SEALDsはそれでも野党共闘を求めます!!】

 昨年の夏は5党首が揃ってデモの場に来ていましたが、いざ選挙にむけて現実的な話をすると、中々野党共闘の現状は芳しくないと言われています。野党に対して「何やっているんだ」という気持ちも日に日に強くなり、もはや「野党共闘には期待せず、それぞれ戦うべきだ」という人もいます。
 しかし、SEALDsとしては、それでもそれぞれの利害関係を乗り越え野党が共闘し、選挙を戦うことを望みます。単純に私たちは野党の足の引っ張り合いに興味はありませんし、選挙で戦うべき相手は安倍政権です。

 私たちが「野党共闘」を望む理由は以下7つのポイントからです。

...

(1)参議院選挙について

 現状では野党にとってとりわけ厳しい選挙になることが予想されています。参議院選挙では議席の半分づつ選挙(改選)が行われます。前回2013年では改選121議席のうち自民党が65、公明党が11もとって圧勝、他方、民主党は17議席にとどまって厳しい結果となりました。今回改選となる議員たちが当選した2010年の参議院選挙では、民主党は政権与党であり44議席獲得していました。しかし、前回の反動として2016年には大きく減らす可能性があるのです。反対に、自公連立与党とおおさか維新などの改憲勢力は3分の2に迫ってくる危険性もあります。


(2)一人区について

 勝負を決するのに重要なのが、人口の少ない県の1人区ですが、このままでは1人区32議席全滅する可能性があります。121ある改選議席のうち32議席とは4分の1を超える割合でありとても重要です。この一人区のほとんどは、そもそも自民党に有利な選挙区でもあります。2007年に民主党が勝った選挙の時は計29の1人区のうち23で(現在の)野党が勝利しています。しかし、2010年では8つ(自民党は21)、2013年では2つしか野党は取れませんでした(自民党は29)。このままいけば2016年は計32とさらに増えた1人区で野党全滅に近いことになる危険性があります。

※2007年の段階では一人区は29でしたが、2010年には1人区は31に増え、2016年の選挙では1人区は32に増えてます。

 
(3)野党共闘をする意義

 そもそも、票が別れてしまう野党に不利な1人区で勝負を作っていくには、(ア)野党が共闘し候補者を1本化し、(イ)しかも説得力のある与野党の対立軸を有権者に提示し、(ウ)投票率を上げなければなりません。野党が分裂しお互いの票を奪い合うようでは、そもそも勝負にならないのです。

 
(4)投票率

 過去20年投票率は総じて低迷してきましたが、選挙の投票率が10%変わると全然結果は違ってきます。参議院選挙では50%代後半が常態化し、2013年前回では戦後3番目に低い52.6%までに落ち込みなかで野党が惨敗しました。最近の国政選挙で投票率が70%に迫ったのは2005年の「郵政」選挙と2009年の民主党が「政権交代」を実現した選挙だけです。逆に言えば、それほど明確な与野党対決構図が描けたら、有権者にとっても行きたい選挙となり、投票率が参議院選挙としては高い60%を超えるレベルまでいくかもしれません。ちなみに2007年に民主党がねじれ国会を実現し、安倍首相が退陣に追い込まれた時は58.6%まで上がりました。

 
(5)一人区で対立軸をつくる意義

 参議院選挙は2票制なので、1人区が与野党対決で盛り上がると、当然、比例区でも野党票は増加します。また、1人区での野党が一体となった対立構図はその他の複数区も盛り上げることが期待されます。とっても「おトク」です。

 
(6)対立軸ができずに選挙が盛り上がらない場合

 野党が分裂したままで、投票率が低迷しつづけたら、政権与党は1人区を総取りし、圧勝してしまいます。また、各地域でいっさい統一感のないまま単に野党の最も強い候補に一本化しても、全国的な与野党対決構図が描けなければ、投票率は上がらず、野党はやはり負けてしまいます。

 
(7)与党との明確な対立軸を作るために野党は共闘!!

 有権者が求めているのは野党同士の足の引っ張りあいではなく、明確な対立軸です。「国家権力の暴走を進める与党」対「自由で尊厳ある個々人の生活を守り育む野党」という全国的な与野党対決構図を野党共闘・市民の動きで実現し、選挙を盛り上げ、投票率を上げることができれば、野党にも勝機が見えてきます。

 もちろん、各地域での具体的な野党共闘のかたちはさまざま考えられます。しかしながら、与党と対立する前に、野党同士が足を引っ張り合うような現状では、中々選挙は盛り上がりません。昨年の夏、せっかく野党5党が足並みをそろえて戦ったのですから、憲法を守るという当たり前のことができていない今の政治のなかで、一丸となって選挙に戦ってほしいというのが私たちSEALDsからの要望です。
 
 難しい情勢ですが、引き続きSEALDsはデモやロビイングを通して野党共闘を求めていきます。どうか諦めずに、一緒に声を上げ続けてもらいたいです。最終的に選挙では「1人」にしか投票できません。私たちの力が合わさった時これまで以上の動きが生まれてくるはずです。

 United we stand, divided we fall.
《分裂すれば倒れ、団結すれば立ちあがる。》

UNITE !
《団結を!!》

 

 

 



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