爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

プロフィール

2020-04-27 23:23:33 | 日記
九州某県のお寺で現役を引退して、日々時間の余裕が出て来た元坊さんです。

職業柄どうしても、人の生き死にに興味が向いてしまいます。
それも要らん世話な方向に。

現役の頃は、感情を言葉にせずに聞き役に徹しましたが、この頃は感情を表す事で、相手の心に言葉が刺さり、何かを感じて貰えれば良いかなと、甚だ無責任に構えております。



生きがい・死にがい

2020-04-27 03:48:38 | 日記
この写真は、山口県周南市大津島にある回天記念館に展示されている『人間魚雷 回天』の実物大の模型です。

航空特攻でも、この回天特攻でも、その戦果に於いては多くを残せてはいません。

先の航空特攻の生みの親と言われる、大西中将の弁にある「統率の外道」と言わしめた作戦は、人命を無視した作戦でした。

それでも、祖国日本の為に散華した彼等の胸には、死ぬも「死にがい」という思いが、あったのではないかと思います。

彼等の遺書の中にある「ご奉公」という文字が、その思いを表していると思います。

死ぬも「死にがい」、生きるは「生きがい」。

散華された彼等の思いを
無駄にしてはならないと
思います。

はるか昔の話だと思っては
いませんか。

私には関係ないと思っては
いませんか。

この日本の話です。