この写真は、山口県周南市大津島にある回天記念館に展示されている『人間魚雷 回天』の実物大の模型です。
航空特攻でも、この回天特攻でも、その戦果に於いては多くを残せてはいません。
先の航空特攻の生みの親と言われる、大西中将の弁にある「統率の外道」と言わしめた作戦は、人命を無視した作戦でした。
それでも、祖国日本の為に散華した彼等の胸には、死ぬも「死にがい」という思いが、あったのではないかと思います。
彼等の遺書の中にある「ご奉公」という文字が、その思いを表していると思います。
死ぬも「死にがい」、生きるは「生きがい」。
散華された彼等の思いを
無駄にしてはならないと
思います。
はるか昔の話だと思っては
いませんか。
私には関係ないと思っては
いませんか。
この日本の話です。