拉致被害者の、横田めぐみさんのお父さんの滋さんが、亡くなった。
87歳だった。
半生以上を拉致問題解決に費やしたが、願いが叶う事は無かった。
妻の早紀江さんは、大きな支えを失って、今は何も考えられないと、話されていた。
当時の小泉首相は北朝鮮に乗り込み、拉致を認めさせ、被害者五人の帰国に尽力してくれた。
今の内閣は、安部さんはどうなんだろう!?
北朝鮮に経済制裁を加えて、圧力を強めて行くとは言うものの、全然ビビらない相手に舐められているのではないのか。
北朝鮮もいい加減なもので、当時めぐみさんは亡くなったと言い、遺骨をと問えば、他人の骨を持って来るしで、帰国者の情報で、めぐみさんは北朝鮮人と結婚して女の子をもうけている。
その子がめぐみさんにそっくりで、母親の早紀江さんが非常に会いたがっておられたのを、覚えている。
その子もお祖母ちゃんに会いたいと言っていたとか。
めぐみさんも考えたのだろう。
夫も子供もいる環境で、このまま日本に帰っても、朝鮮人社会で育んだ家庭は日本で暮らすには、あまりにも違いすぎると。
一つの拉致行為が、人間の人生全てを狂わしてしまう。
私達は考えなければならない。
国は違えど、個々人が育んで来た生活環境は、その国に合わせ育てて来たもので、簡単には変えられない事を。
拉致という一つの出来事でも、人生が大きく変わる事を。
拉致は決して許すべきものではないと。
強く叫び続けねばならない。