今日の一日はとても長かったように感じました。
突然、玄関に見慣れない男性が現れて、
「車のうしろに服とかあるけどいらない?」
タル君が対応…。
たくさんの衣料品を抱えて、その方とタル君が部屋の中へ入ってきました。
その男性は、香港から仕事のため数日東京に来ていた方で、お名前は「周さん」。25年前に数年間東京で仕事をしていたので、日本語を話すことが出来ます。ずっと使っていなかったけど、覚えていたと上手に日本語でお話してくださいました。
帰国する前に成田でレンタカーを借りて、被災地へ入ってきたのだそうです。香港では少ない報道で被災の様子はよくわからず、ご自分で確かめたかったそうです。小さな人間の小さな力だけど、自分も何か手伝いたいという思いで宮城にいらしたのだそうです。
周さんは香港で旅行会社を経営しています。香港の子供たちのために学校をつくりたいとか、困っている人を助けたいとか、いろいろと思いはたくさんあるようです。
東松島に一泊して福島経由でお帰りになりましたが、これからも連絡を取り合い、一緒に学校をつくることが出来たらと思います。