孝の郷の日常

伊達市霊山町の特別養護老人ホーム『孝の郷』です🥰
Instagram @kounosato.toku

小正月の団子差し飾りを致しました。

2013-01-16 13:23:04 | 日記
 新年明けましておめでとうを祝いましたが早いものでもう2週間経ちました。小正月は女正月とも云われ家庭でもてなしに忙しかったお母さんを休ませる正月とか。しかし、お母さんは休む間など何時も無いですね。お気の毒に。
 団子差しの飾りははこの地方では「繭団子」とも云われております。信達地方は養蚕がさかんに行われておりましたから繭が沢山獲れるようにの願いを込めて白い団子や餅が目立つように赤い木の水樹に付けられたのでしょう。故に今日のように赤、黄色、緑色等に染められた団子等ではなく繭と同じく白そのものの色でした。団子でなく小正月の餅を搗いてそのものを千切って丸めてつけたものが多かったように思い出されます。
 正月気分も薄れたところで今年も確り一歩一歩歩んで行きたいものです。「玄関に飾られた今年の団子差しの飾り」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明けましておめでとうございます

2013-01-03 14:31:38 | 日記
 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 日本は素敵な言語文化を持っているなあと思いませんか?年の暮れに「今年一年お世話になりました」と話し、一日経つと「今年もどうぞよろしくお願いします」と心が改まった気分で挨拶出来るのですから。
 新年に着物を着て入居者達に「明けましておめでとうございます」と挨拶して巡り歩くと決って「何と素敵だこと」「格好好い」と言われます。新年には入居者達に敬意を表す意味と心もフレッシュにしたいもの、との気持ちから着物を着ています。段々着物を着る機会が無くなってしまい日本の伝統服装文化が怪しくなってしまうのではとの危惧もあります。
 ところで、暮れに天蚕飼育ハウスの小楢の木を剪定しましたら天蚕繭の抜け殻が6個も出て来ました。何度も見たのですが見つけられなかったのです。つまり、30頭放したので回収できた繭は都合25個ですから84%は生存したことになります。成虫となった彼らの内ペアリング出来たと思われる卵がネットにへばりついて居たのを見つけました。これらが今春孵るのが楽しみになってきました。飼育ハウスに余裕があるので緑地公園内に移植しておいた椚を3本再移植して自然飼育出来れば又利用者達との会話が弾むことになるなぁ、と一人ニヤニヤしております。利用者の家族にも認知度が上がり来設の折カメラに収めて行かれる方もおります。ただ、9月過ぎに「未だ居りますか?」とおっしゃられて閉口しております。家蚕と違って一過性なのが難点であります。その辺の事情が未だ未だ知られていないようです。今年も天蚕繭でコサ―ジを沢山作れることを楽しみに。
正月に利用者に提供されたご馳走
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする