孝の郷の日常

伊達市霊山町の特別養護老人ホーム『孝の郷』です🥰
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敬老の日に因んで長寿を祝いました

2013-09-16 15:26:00 | 日記
 16日は敬老の日ですので、孝の郷も祝の式を開きました。例年は米寿に該当する方に市から祝金の授与があったのですが今年は該当者がいらっしゃらないので傘壽の方と最高年齢の方々に記念のプロフィール写真と花籠を贈りました。最高齢の方は97歳、もうすぐ100歳です。1世紀も生きることが出来るんですね。
 余興には梁川町白根地区に残る「白根漫才」を保存会の一同様に出演していただきました。戦前までは正月に各家庭を訪れ家内安全・商売繁盛と豊年万作を願って早稲振り舞をして回ったのを記憶しております。白根もろこし焼酎のラベルに印刷されてから保存会が出来たとか。独特の言い回しは聴き取ることが難しいところがありましたが鼓を打って「目出度い、目出度い」は芽がでるという意味があり慶賀に相応しい古典芸能でした。
 引き続き、職員による「水戸黄門漫遊記」は、例の分り易い勧善懲悪のストーリイの如く、悪代官に借金の返済に困る老人の娘がとられるのを水戸黄門が助けるという4場面を演じ利用者から「おもしぇ」「じェがった」と拍手が飛びました。昼には生寿司、おやつにはお菓子バイキングという豪華メニ―でハッピーを感じた1日でした。
 その夕刻、定例打ち合わせ後、ステージまでと言う実行委員長の言葉に従いホールに着くと職員が集っていました。敬老会の反省かと思い一瞬総括の言葉を考えていました。すると、くす玉が用意されており、これ叉「開設5周年記念かな?」と思いつつ引くと割れた中から「喜寿おめでとうございます」との垂れ幕。「これ?わたしのこと?」と戸惑いました。小生まぎれもなく今年喜寿を迎えました。その後、花束と全職員のメッセージが綴られた額の贈呈もありました。職員達の心温まる言葉に目頭熱くなり、唯「有難う」しか言えませんでした。良い職員達に囲まれて幸せを感じていま~~す。





災害時に備えて避難訓練をしました

2013-09-02 10:54:48 | 日記
 残暑お見舞い申し上げます。あれほどの猛暑続きもようやく収まり秋の気配が感じられます。
秋と言えば、関東大震災を記念した防災の日があります。施設では一足先の8月30日に全員による避難訓練を実施致しました。利用者全員が防災頭巾を被り避難しましたが、「熱い熱い」と言って脱いでしまう人がおりました。
 すかさず「あっはならないことだけど訓練だから我慢しなさい」と叱咤する声が飛びました。この叱咤した方は100歳です。戦争時、好く三角頭巾を被ったそうです。現在の三角頭巾はアルミ箔を織り込んだ防火対応の優れ物ですから暑かったのでしょう。全員避難するのに8分掛かりましたが無事に終わりました。その後、職員は消火器や消火栓を利用した消火訓練を伊達市消防士の指導の下実施しました。火の気のない箇所に消火訓練は臨場感がありませんでしたが万一に備えた訓練により体で覚えておきたいものです。