孝の郷の日常

伊達市霊山町の特別養護老人ホーム『孝の郷』です🥰
Instagram @kounosato.toku

続いて利用者の制作した人形展を開いています

2015-04-21 14:17:59 | 日記
 利用者の人物画の展示をご覧になられたお家族が「内の婆ちゃんは木目込み人形を制作していたの」とおっしゃられたので早速持参していただきました。これまで利用者の居室には制作した干支の木目込み人形が飾られておりましたが他の利用者や訪問者の目に触れる機会はありませんでした。
 利用者が70代に制作したそうでお病気になられる前に打ち込んでいたご様子がうかがえました。大作「高砂」、「童」、「市松人形」や「お福さん」は手の込んだ作業であったことと推測できました。干支の人形はテーマにそった生地の選択に御苦労がしのばれました。蜘蛛膜下病に罹患しなければつづけられたであろう趣味に打ち込めぬ無念の思いを懐きました。ぜひ見に来てください。
 丁度小生が飾り終えた時に、娘さんと夫様が慰問来訪され、「おほほ、こんなに作っていたんだ」と歓声を上げておりました。
    

利用者の書かれた人物画を展示致しました

2015-04-07 11:39:21 | 日記
 桜たよりが例年より1週間から10日ぐらい早いような気がしております。
 孝の郷の1利用者が入所30年ほど前に描かれた人物画帳が居室にずっと置かれていました。私があるときその画帳を拝見いたしましたら俳優田原俊彦を色鉛筆やパステルで描かれたものでした。それはみごとな写実性に富む絵で驚きました。よほどの大ファンであったことが伺われました。今はお病気のためお話できない状態になりましたがご幼少期より好きな人物画に取り組まれた集大成とも思われてお孫様を描かれた画と共に施設内地域交流ホールに展示致しました。施設に慰問に訪れた他利用者のお家族にもあまりの出来栄えに感嘆されております。すべての人に輝きを放つ時期を持っていることを実感しております。