あの忌まわしい原発事故により浜通りと県北地区の介護施設から若い介護人材が避難してしまい人手不足は深刻である。求人募集をしても問い合わせもない。先般、県特養と老健連で2地方紙に全面求人広告を掲載したがヒットは3件とか伺った。また、仙台市の福祉系専門学校の教員に伺った話では福島県からもかなりの学生が学んでいるが24年度卒生で福島県に就職したのは唯一1名とか。言うまでも無く放射線被害を恐れていることに因るという。本県からの支援依頼に応えて派遣されている他県介護職員もわずか4・5名に留まって絶対数が不足している。正しく原発事故に因る実害である。
ご存じの通り、介護現場の仕事は人が人を支援する仕事であるから器械等の代りが効かない職場である。そこでどうであろう「復興特区の資金」の使い道を介護施設に充ててはどうかと思う。除染作業員達と同様に危険手当とか支援手当とか介護職員達を厚遇しないことには働き手が無く折角のベッドを空床にしている状況を打破出来ないのである。この状況が続くと現職員達が疲労困ぱいになり退職に追い込まれ負の連鎖を生み益々介護施設の空床を生み、待機者に苦難を強いることになると案じられてならないのは私一人であろうか。
ご存じの通り、介護現場の仕事は人が人を支援する仕事であるから器械等の代りが効かない職場である。そこでどうであろう「復興特区の資金」の使い道を介護施設に充ててはどうかと思う。除染作業員達と同様に危険手当とか支援手当とか介護職員達を厚遇しないことには働き手が無く折角のベッドを空床にしている状況を打破出来ないのである。この状況が続くと現職員達が疲労困ぱいになり退職に追い込まれ負の連鎖を生み益々介護施設の空床を生み、待機者に苦難を強いることになると案じられてならないのは私一人であろうか。