孝の郷の日常

伊達市霊山町の特別養護老人ホーム『孝の郷』です🥰
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介護現場の人手不足にも復興特区指定をされたいものです

2013-02-20 10:56:14 | 日記
 あの忌まわしい原発事故により浜通りと県北地区の介護施設から若い介護人材が避難してしまい人手不足は深刻である。求人募集をしても問い合わせもない。先般、県特養と老健連で2地方紙に全面求人広告を掲載したがヒットは3件とか伺った。また、仙台市の福祉系専門学校の教員に伺った話では福島県からもかなりの学生が学んでいるが24年度卒生で福島県に就職したのは唯一1名とか。言うまでも無く放射線被害を恐れていることに因るという。本県からの支援依頼に応えて派遣されている他県介護職員もわずか4・5名に留まって絶対数が不足している。正しく原発事故に因る実害である。
 ご存じの通り、介護現場の仕事は人が人を支援する仕事であるから器械等の代りが効かない職場である。そこでどうであろう「復興特区の資金」の使い道を介護施設に充ててはどうかと思う。除染作業員達と同様に危険手当とか支援手当とか介護職員達を厚遇しないことには働き手が無く折角のベッドを空床にしている状況を打破出来ないのである。この状況が続くと現職員達が疲労困ぱいになり退職に追い込まれ負の連鎖を生み益々介護施設の空床を生み、待機者に苦難を強いることになると案じられてならないのは私一人であろうか。

お雛様を飾りました

2013-02-06 09:36:42 | 日記
 小正月の団子差しを終え、ようやく雪が解けた3日、節分の豆まきを致しました。今年は、各ユニットを職員が赤鬼・青鬼に扮して回りました。5日、立春になったので頂いていたお雛様をボランティアさん3人で地域交流ホールに飾って戴きました。早速午後には利用者がお雛様の前にそろって清まし顔記念撮影をしていました。利用者の大半が女性ですから自分の娘時代のお雛様娘や孫に買って上げたお雛様を思い出されているのではないでしょうか。
 それにしてもお雛様人形はどうしてこうも華やかなのでしょうか。単なる遊びの為の人形ではなく日本の文化が凝縮されているように思われます。着ている着物は正絹でしかも有職故実に従った模様であったり、道具の一つ一つが蒔絵で彩られ古人の生活がしのばれる機会となっています。お雛様の季節になるともうすぐ春到来となり花見に出かけたくなりますね。さて、今年は花見に何処に出かけようか思案中。近くの花見山は今年は公開されるそうです。春は嬉しいですね。(ホールに飾られたお雛様)