29日午前8時より大規模災害が発生し、霊山中学校体育館が避難所に指定され避難者が押し寄せましたが避難所での生活が困難な支援者を孝の郷に避難するという設定で行われました。
生憎当日は霊山町の文化祭と重複して老人達の避難訓練に参加する人が無く市職員がアイマスクや重りを付けた偽装老人に扮して搬送されてきたのを受け入れるというものでした。玄関に受付、ホールにベッドを用意しておいて移乗介助、スクリーニングを保健師から受ける所を職員や市会議員たちが閲覧いたしました。
しかし、訓練ですから閲覧を主眼に置いていたのでしょうが5年前の東日本大震災時に南相馬市より5人を受け入れ時には避難者の情報等全くありませんでした。それ程あわただしく非難されたのでした。それ故に情報の無いところでは受け入れ出来ないとお断わりした施設が大半だったことを後になって知り驚きました。(伊達市内で3施設のみ受け入れ)その後も保原ユーユー体育館に避難された方で介護を必要としていた方2名を全く情報無く受け入れました。
突発的事故にどのように対応するかは平常時の受け入れと異なり人命救助が第一義と思われますが如何でしょうか。今回の訓練は看板や表示に時間と労力を取られ、その意味では臨場感が大変薄かったように思いました。