人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

昨日(一昨日?)の続きじゃないけど

2020-07-16 12:59:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

ある本を読んでいたら
「思いは叶う。それは明日かもしれない」
という一行が目に飛び込んできた。



『あれ? これってどこかで見た気がする』



本棚を調べたら、あったあった。



我妻マリ「明日はもっと面白くなるかもしれないじゃない?」



(我妻マリは、70歳を迎えた今も、現役で活躍し続けている伝説のモデル)



ちょっと似てたんだ。



我妻マリは、こんな風に書いている。



『そのときそのときで、自分にとって「これをしたい」と思ったことを大切にする。自分の体や心が喜ぶことをする。そのためには、なんでも決めつけないほうがいいんじゃないか。そのほうがきっと、もっと面白い明日が待っている。そんなふうに思うんです。』




「自分は自分らしく素直に生きていきたい。そう考えると、なんでもすっと受け入れられる気がするから。そんな風に人生を生き尽くそうと思っています。」




ある本の一行から、我妻マリを思い出したんだけど、彼女の文章は実にいい。



さらっとしているくせに、行間の向こうから重厚な人生経験が浮かび上がってくる。






《我妻マリの精神は若い》



たくさんのお年寄りが、「どうせ私は年寄りだから」「そんな難しいこと分からないよ」「面倒なことはイヤ」などと言って縮こまっている。



それはあなたの人生で、あなたが決めた生き方だから、今日も明日も縮こまっていたければどうぞ。(ってこと)



だけど、あなた、我妻マリを読んだら、どう?



あのね、表紙の裏にこう書いてあるよ。



「人は、70代のときはまだ60代のパワーを持っていて、80代になったら70代のパワーを持っていると聞いたことがあります。

だから年齢で自分のことを決めつけるのはもったいないって、いつも自分に言い聞かせているの。」


うん。(うなずく私)