人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

高齢者のブログ

2020-05-13 17:54:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

今日もこのブログを始めた頃のものを抜き書きしてみる


     ⁑


「一日一生」とは、今日一日を一生だと思って生きるということ。




そう生きられたらすごい。




私だって、一日一生の道を生きたい。 



でも、無理無理。




今日一日を一生だと思って生きようとしたこともあったけど、まあ、私には出来ないというのが結論。

 



ただ、まだ死ねないっていう気持ちは、いっぱいある。




エンディングノートも書いてないし、



自分史も仕上がっていないし、



自分のぐちゃぐちゃ部屋も片付けてないし、



行きたいひとり旅も未完だし、



旨いものも食べきってないし、



とにかくやりたいことややらなければならないことは、いっぱい。



だから、まだ死ねない。






今は統一地方選の真っ只中(当時)


ビラ入れ合戦、決起集会合戦。

 
だけど、不思議なことがある。


候補者は高齢者がいっぱい。決起集会の参加者も高齢者がいっぱい。


なのに、高齢者全体を考えたマニフェストがほとんどない。

 
老人福祉や特別養護老人ホームの建設の話はあっても、元気な高齢者に対する施策の話はほとんどない。

 
高齢者の学びの機会を策定したり、高齢者の技術確保を推進したり、そのための施設設備を完備したりする施策の話はほとんどない。

 
選挙の票としての高齢者は存在するが、高齢者議員による高齢者施設がない。


実に不思議だ。
 
 
 
つまり、この日本という国は、高齢者が高齢者をダメにしてるんだわ。 

 
たくさんの高齢者がそのことに気づいていないのね。

 
別の言い方をすれば、高齢者が、高齢者のプライドを捨ててしまっているんだよ。

 
高齢者を粗末にしたり、高齢者を軽んじたりする国は、いずれ滅びるんだ。

 
高齢者が高齢者であることのプライドが存在しない国は、人間が人間であることをやめた国と同義になってしまうんだ。
 
 
 
シワが増えたって、眼光鋭い高齢者は山ほどいるんだよ。

 
腰が曲がっていたって、脳は躍動してるんだよ。

 
この国は、日々精彩さを失っていく。

 
辛いね。

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