香湧水(澤口 宏行)

近況や意見、呼びかけ、個人の研究成果など。

聖書の親しみ  「『ヨブ記』を読みなおす」

2015年09月05日 21時58分19秒 | Weblog
こんばんは!

今日も、なんとなく忙しく、こんな時間。

しかし、弟の協力もあって、掃除も進み、仕事の雰囲気も出来てきた。

そして、色々人とポジティブに話せる時間が、増えてきた。

人は、本当に、良い人間関係を、維持することは、重要なことだ。

改めて、友や、同僚など、志を共にする人々が、大切であることに、今更ながら、気付く。

まさに、神の愚かさは、人よりも賢い。

この世の子らは、光の子らよりも賢い。

なのだ。

いつも、謙虚に、謙遜になることが、必要なのは、やはり、自分自身であることを、深く思う。

焦りを呼び起こす愚かな人々が、存在することは、確かでも、自分の力を、過信せず、

素直に、そのような人々から、離れ逃れることも重要なのだ。

彼らにとっても、何か、そうする重要な理由が、あるのだし、

きっと神は、彼らをも、正しい方向に導くために、苦心されているのだろう。

結局のところ、心配しないで、正しく身を守ること、自分のことは、自分しかわからないのだから、

決して、無理を、しないで、爽やかに生きることが大切だと思う。

Pietro Francisco Xavier Francisco Hiroyuki Sawaguti

私の、この文章は、外国人の読者のために、わざわざ句読点を、多用しています。いつか従来の日本語にしたいかな?

***********「『ヨブ記』を読みなおす」から続き**********

  しかし、ヨブのこのような試練は、彼のその後の長い、過酷な苦しみの日々を考えると、

まだ「序の口」に過ぎませんでした。

 その後、ありとあらゆる苦しみが、次々と彼を襲うからです。

まずは、ヨブ自身が、「頭のてっぺんから足の裏まで、ひどい皮膚病」にかかります。

その時、彼の妻はヨブに、「どこまで無垢でいるのですか。神を呪って、死ぬほうがましでしょう」と

言いますが、ヨブは妻に、「お前まで愚かなことを言うのか。わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、

不幸もいただこうではないか」と答えています。

感動的な「答え」です。

 しかし、『ヨブ記』の著者は、「このようになっても、彼は唇をもって罪を犯すことはなかった」、と

付言しています。

「唇をもって罪を」犯さなかった、という微妙な表現の裏には、彼の内面的な動揺が、

少なくとも間接的には示唆されているように思えます。(2・7-10参照)

****************本日の転記はこれまで******************