お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

「自由なカラーで」久本雅美(似顔絵)

2014-01-31 14:56:16 | ・お笑い、落語
久本雅美の似顔絵


久本雅美さんの似顔絵を描いてみました。

筆ペンで描いて、PCで彩色しています。

ビビットなトーンで仕上げてみました。


子供の頃は、色を自由に塗っていた。けれども、年を重ねるにつれて、「虹色」はゲイだとか、あとから決められた色の意味にいつしか支配されてしまう。サンタクロースが赤いのは、コカコーラのCMからだというのは、有名な話。
そういう縛られた世界でデザインやイラストは、描かれています。
しかし、ときには自由に使いたい色を使いたいものです。
意味付けされる前の色遊び。子供のように色遊びをしていきたいものですね。


似顔絵ブログランキングに参加しています。
応援の1クリック、よろしくお願いします↓

にほんブログ村 イラストブログ 似顔絵へ

人気ブログランキングへ blogramで人気ブログを分析


「ヘタな似顔絵の研究実験3」野口健(似顔絵)

2014-01-30 06:20:20 | 習作
アルピニストの野口健さんの似顔絵を描いてみました。
製図ペンで描いて、PCで彩色しています。


【ヘタな似顔絵の研究実験3】
さらに簡略化された要素をとりいれてみました。

・抽象化、記号化される
背景の木々や山々は、抽象化される。
こうなってくると、ヘタとは才能である。
大人は抽象化するのに、やっきになっているが、子供は最初から、記号的、抽象的に見えているのかもしれない。


そして、完成!!

野口健の似顔絵


子供の絵から学ぶことは大きい。一歩間違えば、アウトサイダーアートに見られてしまうけれど、その加減を理性でコントロールできれば、その素朴さや力強さを保つことができるのかもしれません。


似顔絵ブログランキングに参加しています。
応援の1クリック、よろしくお願いします↓

にほんブログ村 イラストブログ 似顔絵へ

人気ブログランキングへ blogramで人気ブログを分析


「ヘタな似顔絵の研究実験2」宮根誠司(似顔絵)

2014-01-29 16:41:44 | 習作
情報ライブミヤネ屋の宮根誠司さんの似顔絵を描いてみました。
筆ペンで描いて、PCで彩色しています。


【ヘタな似顔絵の研究実験2】
さらに素朴な要素をとりいれてみました。

・線が安定しない。
シンメトリーなんて、もってのほか。
けれど、アシンメトリーに描くのは、似顔絵では上手い人のやることなんですよね。
究極にヘタなのと、上手いというのは繋がっているような気さえします。

・色をきちんと塗れない。はみ出してしまう。
これも、上手い人がよくやることです。
ヘタと上手いは、紙一重なのかもしれませんね。


そして、完成!!

宮根誠司の似顔絵


個人的に思うのは、ヘタとウマの方向性に乗っかっている限りは、(自分が)よりよい似顔絵が描けない気がします。
理性的に分析して描いても、中から沸き出して描いた絵にはかなわないわけですから。


似顔絵ブログランキングに参加しています。
応援の1クリック、よろしくお願いします↓

にほんブログ村 イラストブログ 似顔絵へ

人気ブログランキングへ blogramで人気ブログを分析


「ヘタな似顔絵の研究実験」本田圭佑選手(似顔絵)

2014-01-28 14:55:19 | 習作
ACミランの本田圭佑選手の似顔絵を描いてみました。
筆ペンで描いて、PCで彩色しています。


【ヘタな似顔絵の研究実験】
絵を描く人は、上手になろうとする。
けれども、下手さを保とうとする人々もいる。いわゆる稚拙美。
また絵の価値観の破壊の意味もあるかもしれません。
そんな稚拙美を具体的に実験してみました。
表層的ではありますが、上手くはないと思います。

・太陽を描いてしまう。

なぜか空は青色で、太陽を赤く描いてしまう。
欧米の子供は、太陽を黄色く描いたりするそうです。

・歯を丁寧に描いてしまう。

歯を一本一本、丁寧に描いてしまう。
そのため、本数が足りなくなるので、大きく開けた口を描かなければならなくなる。

・手は、指が五本あればいい。

手の構造など、どうでもいい。
また、間接は描かない。
指が五本あることが大事で、これは商業イラストでも注意しなければいけないルール。

・遠近感がおかしい

基本的に、逆遠近で描く。
これは、下手という訳ではなく、様々な角度の状態を視覚化できるというメリットがある。
それを知らないで、中途半端な透視図法を学ぶと、ヘタからフツーの絵になってしまう場合がある。

・形状を把握できないボール

ボールなど、幾何学の形状を把握できないが、描いてしまう。
とにかく描いてしまうという強さがある。

・とってつけたような髪

髪をあとから描くため、とってつけたようになる。
また、後頭部という意識がない。
私も普通の似顔絵を描くとき、顔に目がいくようにあえて後頭部を削っている。

・ユニフォームやシューズ等に対する異様なこだわり

なぜか、模様やシューズなどは、正確に描こうとする。
その際、遠近感は無視されるが、線の本数など、数が重要になる。

そして完成!!

本田圭佑の似顔絵


まだまだ、上手さはあるけれど、ヘタな方向性には近づいていると思います。

「どれだけ立体的に表現できるか?」
が絵の上手さだと思っている人もいますが、
「何を表現したいか?」「表現したいことができているか?」
という視点に立つことも必要な気がします。

そういう意味では、このような似顔絵も、立体重視の人たちの基準で、その言葉を借りると、「上手い絵」になるのかもしれません。

P.S
肝心なポイントを忘れていました。

・あまり似ていない。
似せる能力があまりない。これは主観的イメージ重視で描けば、共感されにくくなり、結果的に似なくなりますね。


似顔絵ブログランキングに参加しています。
応援の1クリック、よろしくお願いします↓

にほんブログ村 イラストブログ 似顔絵へ

人気ブログランキングへ blogramで人気ブログを分析


「きっとくるー♪」鈴木光司(似顔絵)

2014-01-28 07:56:34 | ・その他似顔絵
鈴木光司の似顔絵


ホラー作家の鈴木光司さんの似顔絵を描いてみました。

製図ペンで描いて、PCで彩色しています。


P.S
プリントアウトしたら、インクが足りなくてかすれてしまった。
「失敗!!」と思いましたが、デジタルのノイズっぽくもあり、ホラーな感じもあるので採用です。


(印刷したものを再スキャン)

似顔絵ブログランキングに参加しています。
応援の1クリック、よろしくお願いします↓

にほんブログ村 イラストブログ 似顔絵へ

人気ブログランキングへ blogramで人気ブログを分析


週刊朝日「山藤章二の似顔絵塾」掲載!!(筒井康隆 )

2014-01-27 08:15:16 | 入選・雑誌掲載談
筒井康隆の似顔絵


今週の週刊朝日「山藤章二の似顔絵塾」に、私の作品が掲載されました。
掲載されたのは、小説家の筒井康隆 さんの似顔絵です。

似顔絵塾掲載

今年に入ってから四週連続掲載です。
こうなってくると、どこまで自分の引き出しがあるか、勝負している感じです。


似顔絵ブログランキングに参加しています。
応援の1クリック、よろしくお願いします↓

にほんブログ村 イラストブログ 似顔絵へ

人気ブログランキングへ blogramで人気ブログを分析