コメント欄に返信が出来なくなっているので雑記として書きます。
私の画風を描くコツについてですが、秘密です。
基礎的な絵の勉強をせずに真似すると、立方体が描けなくなるなどの症状があらわれる表現もあります。
最初から立方体が描けないのか、描けていたものが描けなくなったのかが分からないと、万が一マネして描いてそうなってしまったときに、絵の知識のある医師でも回復方法を解明するのは難しいと思われます。
模写を推奨する似顔絵教室もあるようですが、私は奨めていません。
特にシュルレアリスム、シュールレアリズム、シュール等の絵である場合、かなりの専門的な美術の知識が必要です。義務教育では「鑑賞」となっていて、描くことを奨めてはいないはずです。
超現実主義を例にあげましたが、それ以外の表現やポリシーの絵で、マネしたときにどうなるのかは、私も医師ではないので想像できません。
私は広義のデザインを学んだので、一般の人に分かりやすく言うと
「マネはできる絵だけれど、マネをすると得ることより失うことの方が多い絵」
であると言えます。
絵を学んだ人であるなら、
「マネするより、勉強して描いた方が早い」
と思う絵です。
勉強の絵として、形の合わせ方はたくさんありますが、少しずつできる合わせ方が減ってきて、自分の衰えを感じたりしています。
写実主義はいまだにそのようなポリシーでは描けませんが、写実表現も用いた絵で、喜怒哀楽や、ときには無機質に思えるように描いていければと考えています。