
映画俳優のジャン・レノの似顔絵を描いてみました。
「なんちゃってペーパークラフト似顔絵」を似顔絵教室の先生に見せましたところ、「鼻だけ飛び出しているほうが面白い」とのアドバイスを頂いたのを思い出して、それを色彩で表現しようと思いました。
(テーマは、「色彩で前後感を出す」です。)
そこで、鼻だけ色相を振って、後は近似色相配色にしたらどうかと考え、描いてみました。
そうしたら、やぱりサーモグラフィーのようになってしまったので、鼻を黄色で塗りつぶしてみました。
そうすると、今度は前後感が足りない。
もう一度、赤から黄色へのグラデーションをしたら、もとの絵に戻ってしまいました(^^;
サーモグラフィーっぽさから抜け出すには、近似色相、例えば赤系だけで彩度差で見せるか、明度差で見せるかしかない気がします。
色は、明度、彩度、色相の三つからなります。
そこから脱却するには、色合わせや色のイメージなど、
感覚的な実験が必要なのかもしれません。
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ダウンタウンの松本人志さんの似顔絵を描いてみました。
失敗!!サーモグラフィーだっ。
色彩で空間を出すということは、
サーモグラフィーとほとんど変わらないみたいです。
また振り出し。
今回は、リアルすぎたのがよくない。
似顔絵の醍醐味である誇張や省略がされていないのが、
つまらなくさせているのだと思います。
背景のコバルトブルーは、空間は出るけれど、
サーモグラフィーを連想させるから工夫が必要。
デフォルメと彩度差を課題にして、次は行きたいです。
P.S

背景をアクアブルーに、服を白にしてみました。
こっちのほうが、まだ雰囲気がいい。
パステルトーンと無彩色が入ったから、だと思われる。
前の彩度は、17。修正は、彩度7.5と0。
理性的に考えると、
「高彩度→低彩度」
の彩度差が気持ちいいのだと思います。
ということは全体をパステルトーンにするとかしたら、
もう少し理想に近づくのかも。
P.S2

ライラック色が唐突すぎたので、結果、
緑の同系色でまとめることになりました。
大きな前後の空間を意識しすぎるのは、
サーモグラフィーのようになってしまうので、
難しいのかもしれません。
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