稲原小では様々な読書推進活動を実践
(図書委員による読み聞かせ)
文部科学省が読書の推進に優れた活動に取り組んでいる学校を表彰する平成29年度の「子どもの読書活動優秀実践校」に日高地方から稲原小学校(山本惠作校長、児童78人)が選ばれた。朝の読書や各学年教室に本を配置、地域ボランティアによる読み聞かせなど読書推進活動を実践、児童の月平均読書量が8冊を超えるなど読書意欲が高まったことが評価された。表彰式は23日に東京・国立オリンピック記念青少年総合センターであり、文部科学大臣表彰を受ける。
今年度の受賞校は小学校72校、中学校30校、高校25校、特別支援学校5校、小中一貫校1校、中高一貫校1校の合わせて134校。県下では稲原小を含め3校、管内からは同校だけ。
同校は稲原西小との統合により新生・稲原小となった平成20年度から読書推進活動の取り組みをスタート。毎週水・木・金は授業開始前に15分間「朝読書」を設定、児童会図書委員らが各学年にふさわしい本を選定し教室に配置、国語辞典を積極的に活用する時間を設けているほか、児童会図書委員や地域ボランティアによる読み聞かせなど様々な取り組みを実践。これらの取り組みにより、平成28年度(児童数79人)の貸し出し冊数は7405冊で一人平均読書量は93・7冊と町内他の3校の一人平均読書量を大きく上回った。
23日の表彰式に出席する山本校長は「これまで取り組んできた地道な活動が評価されとてもうれしく思っています。受賞を励みにこれからも地域の皆さんの協力を頂きながら取り組みを続けていきたい」と受賞を喜んでいる。
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