12日に開幕するおんぱくをPR
御坊市・日高郡全域を舞台に開催する御坊日高博覧会「御博(おんぱく)2020」は、きょう12日、開幕する。期間は27日までの16日間。37もの御坊日高の魅力を堪能できる体験プログラムを提供する。コロナ禍で閉塞感漂う日々が続くが、御坊日高から元気と笑顔を届ける。
プログラムはインターネットを使ったオンラインプログラムや近場旅などコロナ禍のなかでも楽しめる催しやコロナ禍だからこそ生まれた企画などバラエティー豊かなラインナップ。
6回目となる今年は当初、9月26日から10月31日まで36日間にわたり開催する予定だったが、コロナの影響で期間を短縮した。主催の実行委員会では感染予防対策へ独自のガイドラインを策定。パートナー(プログラムの企画・提供者)には国や県のガイドラインに則って万全の感染予防対策を講じてプログラムを実施する。
連日、御坊日高を舞台に「食べる」「遊ぶ」「学ぶ」「キッズ」「宿泊」「オンライン」の6ジャンルの5~12のプログラムを開催。コロナウイルスの感染予防対策として幅広い年代に広がったリモート型のオンラインプログラムが充実。インターネット上で高校生おんぱく部が安珍清姫物語を舞台とする「T(テーブルトークRPG風脱出ゲーム」を開催するほか、三石岩山頂での仏壇掃除講座など奇想天外なプログラムやビブリオバトルなどもある。
感染拡大防止の観点から近場旅行が全国的に人気となっており、地域の魅力を再発見できる10のプチ旅行も提供する。旅は古代日本ゆかりの地をめぐる「日本書紀完成1300年記念バスツアー」や懐石料理と宿泊を楽しめる「ちょっと近場で旅気分」をはじめ、アメリカ村の散策や熊野古道星空ツアー、美山温泉での瞑想体験、水上散歩、西山ウオーキング、研究者との熊野古道散策など。
行政とのコラボ企画もあり、日高川町とのタイアップでイノシシなど野生動物の捕獲の見回りから解体、試食まで体験できるプログラムや、脱穀体験のプログラムも実施。ビブリオバトルは御坊市、熊野古道散策は日高振興局とのコラボ企画。
その他の主なニュース
● JA紀州 極早生ミカンの選果始まる
● 御坊市消防本部 火災警報器(住宅用)の設置呼びかけ
● 国道42号線早期改良へ地元が山名実由良町長へ要望活動報告
● 日高町議会 交付金不正受給で提案