2度目の防衛戦に挑む入田選手(写真左上)
キックボクシング・ヘビー級王者、総合格闘技TEAM日高(垣内義秀代表)の入田和樹選手(35)=日高川町入野=の2度目の防衛戦が7月に決まった。一昨年12月、1ラウンドKOで初防衛以来、昨年5月には元K-1JPGP王者の天田ヒロミとの対戦が決まっていたがコロナ禍で出場を辞退。約1年半ぶりの防衛戦は、大阪なみはやドームサブアリーナで開催の「日本骨髄バンクチャリティCHAKURIKI11負けるもんかin浪速導夢」で、名物ファイターの庵谷“出美流漫”鷹志選手の挑戦を受ける。
2018年6月、国際チャクリキ協会主催「ドリームゲート9」で初のタイトルマッチに挑むと1ラウンドKO勝ちで日高初のヘビー級王者に。2019年12月の国際チャクリキ協会主催「ドリームゲート10」で初防衛戦に挑むと、再び1ラウンドで3度のダウンを奪う圧巻のKO劇で初防衛に成功した。
圧倒的な強さを見せる入田選手に、昨年5月には元K-1GP初代王者のブランコ・シカティック追悼大会のメインイベントで、元K-1・JAPANGP王者でK-1界の「日本の頂」と言われる天田ヒロミとの対戦が決定したが、新型コロナの影響で夢の対戦が幻に終わった。
一昨年12月の防衛戦から1年半遠ざかっていたが、ついに2度目の防衛戦が決定。7月22日に大阪なみはやドーム・サブアリーナで公益財団法人日本骨髄バンクチャリティマッチとして開催。同アリーナは最大2000人収容で、過去のチャクリキでは最大規模の会場という。大会のファイナルでは、K-1のノブハヤシ、天田ヒロミ、中迫剛が元新日本プロ軍団のKENSO選手らとの3-3マッチが企画される中、入田選手はメインのタイトルマッチとして、セミファイナル前の第8試合でキックマッチDREAMGATEヘビー級選手権試合3分3R(延長1R)に登場。「リアル・ロッキー」を異名を持つ名物ファイターの庵谷“出美流漫”鷹志選手(Exciting Break)の挑戦を受ける。
地元関西で初の防衛戦に向け、入田選手は毎週3~4日の練習を続けており「コロナ禍で1年半我慢してきたが、チケットも完売し、大きなドーム会場で最高の戦いを見せたい。1ラウンドKO勝ちで2度目の防衛をしてみせます」と意気込んでいる。
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