明るくライトアップされた進入路
日高町は、温泉館「海の里」みちしおの湯の駐車場へ続く進入路にイルミネーションを設置。予算を抑えようと町職員が市販のものを探し、職員で3500個の電球をつけた。近年、入館者数が減少傾向で、少しでも誘客につなげようと昨年度に続いて計画したもので、年間入館者数4万台に向け施策を展開している。
今年も開館日の午後5時頃から9時の閉館までライトアップ。進入路両脇を光らせるように設けることで電飾ロードに。進入路のイルミネーションは総延長を15メートルほど延ばしたほか、街路樹の電飾も昨年の2カ所から4カ所に増やした。
手作り感あるイルミネーションで明るく観光客を出迎えており、クリスマス前にムードを演出。ライトアップは来年4月末頃までの長期間を予定している。
みちしおの湯では昨年度4万台をキープし、今年も同じく目標に掲げており、6月閑散期に通称・ガチャガチャやガチャポンなどで知られる「カプセルトイ」のプレゼント企画や、9月1日から11月30日までクエ鍋を景品の目玉にしたスタンプイベントなどを開催。
町企画まちづくり課は、「今のところ昨年を少し上回るペースできているが、12月の入り込みでどう変わるか」としており、2年連続で4万台となれば、地道な誘客施策への展望も見えそうで、今後もガチャイベントなど企画を考えていきたいという。
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