紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

日高町「みちしおの湯」電飾ロードで観光客出迎え 〈2023年12月8日〉

2023年12月08日 08時30分00秒 | 記事


明るくライトアップされた進入路


 日高町は、温泉館「海の里」みちしおの湯の駐車場へ続く進入路にイルミネーションを設置。予算を抑えようと町職員が市販のものを探し、職員で3500個の電球をつけた。近年、入館者数が減少傾向で、少しでも誘客につなげようと昨年度に続いて計画したもので、年間入館者数4万台に向け施策を展開している。

 今年も開館日の午後5時頃から9時の閉館までライトアップ。進入路両脇を光らせるように設けることで電飾ロードに。進入路のイルミネーションは総延長を15メートルほど延ばしたほか、街路樹の電飾も昨年の2カ所から4カ所に増やした。
 手作り感あるイルミネーションで明るく観光客を出迎えており、クリスマス前にムードを演出。ライトアップは来年4月末頃までの長期間を予定している。
 みちしおの湯では昨年度4万台をキープし、今年も同じく目標に掲げており、6月閑散期に通称・ガチャガチャやガチャポンなどで知られる「カプセルトイ」のプレゼント企画や、9月1日から11月30日までクエ鍋を景品の目玉にしたスタンプイベントなどを開催。
 町企画まちづくり課は、「今のところ昨年を少し上回るペースできているが、12月の入り込みでどう変わるか」としており、2年連続で4万台となれば、地道な誘客施策への展望も見えそうで、今後もガチャイベントなど企画を考えていきたいという。


 その他の主なニュース

巨人入団の泉口友汰選手(NTT西日本・御坊市出身)が三浦源吾・市長を表敬訪問

東京で「ええやん、和歌山ひだかフェア」を開催 特産品販売人気、観光PRも

御坊・御坊中央ライオンズクラブが新庁舎竣工記念で「傘のしずくとり」2台寄贈

御坊市が新庁舎西側の国道歩道添いに「7・18水害」の石碑を移設