浜辺には多くのテントが並んだ(17日)
日高町の産湯海水浴場では、オープン最初の連休中に、多くの家族連れらが訪れてにぎわった。オープン序盤の天候不順から、来場客は伸び悩んでいたが、気温が高くなり、ここに来て、一気に海水浴シーズン到来。夏休みに入る21日頃から、さらに来場者も増えそうだ。
今年は新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の海開きで9日にオープン、宝探し大会も4年ぶりに催した。オープン当初のためや天候不順で数字は伸び悩み、15日の土曜日も入りは少なかったが、16日は満車となる時間帯が長く、大阪や京都、奈良など他府県からの来場が多く、一気に400台を超え、17日も270台と好調だった。
同浴場は、駐車場に並ぶヤシの木で南国ムードを高めており、町建設業組合が設置した浜辺の「よしず」で涼んだりする姿も。浜辺には多くのテントが並び、子どもたちは浮き輪に乗って泳いだり、タモを持って海の生き物を探したり、浜辺で砂遊びするなど満喫していた。
30℃を超える真夏日が増える中、20日には小中学校の終業式を控えており、22、23日は多くの家族連れが訪れそう。産湯は中紀でも随一の規模の海水浴場。白良浜に比べれば大きくはないが、遠浅で約1キロにもわたって続く、きれいな白砂の浜は関西でも屈指の美しい海水。
海の家や駐車場を運営する町地域振興(株)の山田理司代表取締役社長は「天候不順はあったが、順調に来ている。夏休みに入る頃から、海水浴客は増えて来るだろう。産湯の美しい海を楽しんでもらえたら」と話しており、盆時期にピークを迎えると見られる。
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