「国民総幸福量」を重視するブータン国王が演説

ブータン・ワンチュク国王の国会での演説内容の一部を
記述します。

[東日本大震災に触れ] いかなる国の国民も決してこのような
苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸
から強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは
日本と日本国民であります。

このグローバル化した世界において、日本は技術革新の力、勤勉
さと責任、強固な伝統的価値における模範であり、これまで以上に
リーダーにふさわしいのです。世界は常に日本のことを大変な名誉と
誇り、そして規律を重んじる国民、歴史に裏打された誇り高き伝統を
持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、そして秀でることへ願望を
持って何事にも取り組む国民。知行和一、兄弟愛や友人との揺るぎ
ない強さと気丈さを併せ持つ国民であると認識してまいりました。
これは神話ではなく現実であると謹んで申し上げたいと思います。