人気シリーズ3作目 「ALWAYS三丁目の夕日’64」を3Dで観た。
2Dも考えたが、3Dで正解であった。
冒頭シーンで鈴木オートの息子が投げた飛行機が東京タワーに
向かって飛んで行くところ、東京タワーを俯瞰、てっぺんが画面から
突き出て来るところにはびっくりした。
三丁目に暮らす人々の人情の機微、笑いあり、涙ありの心温まる
ストーリーは変わらないが、今作品は脚本とディテールが良くて昭和
の世界にタイムスリップ、登場人物達が家族のように思えてきた。
三浦友和演じる町医者の先生が「幸せってなんだろう?お金持ちに
なるとか、出世するとか、そういうことだけじゃないんじゃないかって。」
と話す。 幸せの価値観は人それぞれであるが、物質的には豊かに
なったが、心の豊かさと人との繋がりの希薄さを指摘されている今の
時代に生きる私達に幸せの本質を問いかけているようだ。
家族そろって観れる秀作の映画である。