朝日デジタル配信
自民党がわずか5時間33分の審議時間で衆院内閣委員会で採決を強行した
カジノ解禁法案の質疑では、推進派である自民党の谷川弥一・元文部科学副大臣)
が「(質問)時間が余っている」と言って、法案の内容とは直接関係のない
般若心経を唱えて解説し、自分の持ち時間を費やす場面があった。
谷川氏は法案が審議入りした11月30日の衆院内閣委員会で、40分間の
質問時間をもらって最初に質問に立った。
最初はカジノ合法化の理由をただしていたが、28分が過ぎた時点で
「一応質問が終わったのですが、あまりにも時間が余っているので」と
前置きし、「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時……」と般若心経を唱え、
「『般若波羅蜜多』は『般若』は知恵、『蜜多』は行く、『波羅』が彼岸、
『幸せになるための道』ということなんです。『どうしたら幸せになるの?』
といったら『無念無想で生き抜け』ということなんです」などとしゃべり続けた。
それでも時間が余った谷川氏は、自身が愛読しているという夏目漱石の作品の
紹介を開始。
「やっぱり心を耕す仕事を考えないといかん。心を耕す仕事は何だといったら、
文学であり、彫刻であり、陶芸であり、三味線であり、宗教なんです」などと語った。
いやはや、般若心経を唱えてカジノ法案を採決する議員サンがいるとは。(泣き笑)
そもそも、世論調査でも、カジノ解禁に「反対」は半数を超え、「賛成」を上回って
いるのに、なぜ、自民党は急いで成立を図るのでしょうか?。
従来から安倍首相が「カジノ解禁法案」に執心しており、「成長戦略」の目玉と考えて
いることなどが取り出されているようです。
確かに、カジノという観光施設によって海外観光客の増加で、その周辺地域が活性化
され、経済的なメリットも生まれるでしょう。しかし、一方ではギャンブル依存症に
よって個人の生活に悪影響を及ぼすとの意見もあります。
このカジノ法案の成立には慎重に判断してほしいと思っています。
自民党がわずか5時間33分の審議時間で衆院内閣委員会で採決を強行した
カジノ解禁法案の質疑では、推進派である自民党の谷川弥一・元文部科学副大臣)
が「(質問)時間が余っている」と言って、法案の内容とは直接関係のない
般若心経を唱えて解説し、自分の持ち時間を費やす場面があった。
谷川氏は法案が審議入りした11月30日の衆院内閣委員会で、40分間の
質問時間をもらって最初に質問に立った。
最初はカジノ合法化の理由をただしていたが、28分が過ぎた時点で
「一応質問が終わったのですが、あまりにも時間が余っているので」と
前置きし、「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時……」と般若心経を唱え、
「『般若波羅蜜多』は『般若』は知恵、『蜜多』は行く、『波羅』が彼岸、
『幸せになるための道』ということなんです。『どうしたら幸せになるの?』
といったら『無念無想で生き抜け』ということなんです」などとしゃべり続けた。
それでも時間が余った谷川氏は、自身が愛読しているという夏目漱石の作品の
紹介を開始。
「やっぱり心を耕す仕事を考えないといかん。心を耕す仕事は何だといったら、
文学であり、彫刻であり、陶芸であり、三味線であり、宗教なんです」などと語った。
いやはや、般若心経を唱えてカジノ法案を採決する議員サンがいるとは。(泣き笑)
そもそも、世論調査でも、カジノ解禁に「反対」は半数を超え、「賛成」を上回って
いるのに、なぜ、自民党は急いで成立を図るのでしょうか?。
従来から安倍首相が「カジノ解禁法案」に執心しており、「成長戦略」の目玉と考えて
いることなどが取り出されているようです。
確かに、カジノという観光施設によって海外観光客の増加で、その周辺地域が活性化
され、経済的なメリットも生まれるでしょう。しかし、一方ではギャンブル依存症に
よって個人の生活に悪影響を及ぼすとの意見もあります。
このカジノ法案の成立には慎重に判断してほしいと思っています。