健康寿命

<週刊新潮記事より抜粋>
佳く生きるための処方箋」天野篤氏

日本人の平均寿命は男性80.79歳、女性は87.05歳。
だが、”健康寿命”は、これより短く、その差は男性で
約9年、女性で約12年と言われています。つまり晩年に
なるとそのくらいの期間は介護を受けたり、寝たきりに
なったたりすることが多くなるということで、この差を
いかに縮めるかが大きな課題になっています。
健康寿命を脅かす一番の原因は言うまでもなく病気に
なることです。

病気にならないためには、日頃の体調管理が肝要です。
体調の指標として、睡眠、食欲、排泄の3点です。
ぐっすり眠り、お腹が空いて食事をおいしと感じられ
るか、出るべきものが定期的に出ているか。毎日の
生活の中で、これらがちゃんと回っていれば、体は
”健康的”に機能していると考えられます。