ネット見つけた『ちょっといい話』より転載しました。
『私の両親は、昭和7年生まれの同級生です。
両親は4人の子供を育てるために、一生懸命に農業に汗を流してきました。
80歳を過ぎ、父は同じ年齢の方達に比べると、若く元気な方だと思います。
しかし、母は数年前から、痴呆の症状が出てきました。
調子のいい時とそうでない時で、別人の様に違う時もあります。
先日実家に帰り、母の状態を目の当たりにし驚き、父に話しかけました。
「父ちゃん、きつくない?大変でしょ?もっと、きつくなったら、
施設の入所を考えようか」
こう話すと、父はすぐに応えました。
「若い時に、酒飲みの私を支えてくれた母ちゃんだから、今度は私が大事に
する番なんだよ。私が頑張れるまでは、頑張るよ。
かわいい母ちゃんだから・・・」
私は何も言えず、涙が溢れるばかりでした。私の目標とする、自慢の両親です。』
夫婦はもともと他人、その二人が幾度かの苦難を乗り越え、お互いに大切に思い
ながら協力し合って生きてゆくもの。それが本当の夫婦なんですね。
『私の両親は、昭和7年生まれの同級生です。
両親は4人の子供を育てるために、一生懸命に農業に汗を流してきました。
80歳を過ぎ、父は同じ年齢の方達に比べると、若く元気な方だと思います。
しかし、母は数年前から、痴呆の症状が出てきました。
調子のいい時とそうでない時で、別人の様に違う時もあります。
先日実家に帰り、母の状態を目の当たりにし驚き、父に話しかけました。
「父ちゃん、きつくない?大変でしょ?もっと、きつくなったら、
施設の入所を考えようか」
こう話すと、父はすぐに応えました。
「若い時に、酒飲みの私を支えてくれた母ちゃんだから、今度は私が大事に
する番なんだよ。私が頑張れるまでは、頑張るよ。
かわいい母ちゃんだから・・・」
私は何も言えず、涙が溢れるばかりでした。私の目標とする、自慢の両親です。』
夫婦はもともと他人、その二人が幾度かの苦難を乗り越え、お互いに大切に思い
ながら協力し合って生きてゆくもの。それが本当の夫婦なんですね。