☕コーヒーブレイク

時が過ぎていく。
ときには、その日の風まかせ。
ほっとひと息しませんか。

菅首相の話し方が国民の不安を増幅する

2021-01-10 12:35:07 | 日記
 〔PRESIDENTS Online記事 抜粋転載〕
『首都圏1都3県を対象にした緊急事態宣言の再発令が決まった。
コミュニケーション・ストラテジストの岡本純子氏は
「菅義偉首相は1月4日の約30分の会見内で39回も、語尾に『思います』『思っています』とつけた。
自信のなさや責任逃れの印象を与え、人々の絶望感や不安を増幅している」と指摘する。

まず、スピーチの部分では、
・改めてコロナ対策の強化を図っていきたいと思います。
・不要不急の外出などは控えていただきたいと思います。
・国民の皆様と共に、この危機を乗り越えていきたいと思います。
・皆さんに安心と希望をお届けしたいと思います。
・その年が新たな成長に向かう転機となった変革の年であった、
 こう言われる年にしたいと思います。

「強化を図ります」「控えてください」「危機を乗り越えます」
「希望をお届けします」「こう言われる年にします」と短く強く
言い切ればいいだけのことなのに、ワンクッション置いてしまう。
癖なのかワザとなのかはわからない。聞く側は、丁寧さ・謙虚さを
感じることもあるが、一方で、自信のなさ・責任逃れという印象を持つこともある』



今の状況が、すべて政治家の責任というわけでもないが、国難においては
国民への発信力と強力なリーダーシップを発揮する人が求められる。
菅首相は真面目に仕事を実行する人かも知れないが、会見での自信なさそうな
表情や原稿丸読みは止めてもらいたい。
カメラの向こうで見ている国民へ堂々と施策を述べ納得させることが首相の責任である。




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