KTOOONZ BLOG

ktooonzのオシラセBLOGです。

夢のクソガキ

2012-05-23 10:31:52 | 

 

関東やや晴れ。

最近時々寒いですね。

湿度が高いと身体が冷えやすいので、皆さん気をつけて…

 

来月当たりから別ブログでアップ連載開始の『ペインレイン』の適当なラクガキ。

 

PainRainのフォトチャンネル。

http://blog.goo.ne.jp/ktooonzcartoon/e/d0d1d028e670fe30db5a2c2196a42517

 

『クソガキ』

 

友人たちと、田舎の観光地の商店街みたいな処を歩いて、色々とあったけどその夢は忘れました。

 

その後、ある家に行きます。私の家のようです。

シンプルな木のつくりです。そこで映画の撮影が行われます。

 

現実にも、私の家はシンプルな木のつくりで、映画の撮影に何回か使われた事があります。

でもデザインは違います。

 

そこに松田優作に似た監督、スタッフや役者さんが数人、そして子役なのか、男の子がいます。

 

監督は変人で、少し気が変なのか、おかしな事ばかりをして、言っています。

例えば意味無く話の途中でお尻を出しているとか。

「監督、何やっているんですか?」と、つっこむのも嫌な事ばかり。

私は何でそこにいるのか、家を貸しているだけなのかわかりませんが、少々ウンザリしていました。

スタッフの一人は用事があって先に帰りました。

撮影が早く終わらないかなと思っていたら、子供が泣いています。

監督が嫌になってもう止めると言い出したのです。

「撮影中止ですね!はい、帰った帰った!」とすればいいのですが、

あ!これはまずい!とお節介にも思ってしまいました。

子供はやんちゃで、「僕の演技って超すごいでしょ!僕こういう工夫してね!」みたいな

ガキんちょのクセにしょっているというか、物怖じしないというか、

正直煩くて憎たらしい子供だなと思っていました。

「決めた事は最後までする!」

困ってはいるのに、自分を省みることもなく、

まともに対応する気もないような監督に代わって私が渇を入れました。

泣いていた子供はハっと泣き止みました。

「たしかに監督はしょうもないよ!アナタだけじゃない。私も他のスタッフも皆そう思ってるの!」

「撮影が終わったら、あなたこの人殴ってもいいから!今無理ならもっと大きくなってから殴りにいっていい!

だけど、自分の決めた仕事だけは最後までやろう!今だけこの監督の言う事を聞こう!」

 

ガキんちょは撮影に応じたようですが、今度は私に変に慣れてしまいました。

わざとなのか、落ちたら死ぬような場所で猿のようにぶら下がっていたり。

私は友達に頼んで下に布団を引いてもらいました。

落ちてもケガくらいで済むようにと。

 

それと、脚本の自分の出番でない場所、特に濡れ場なんかに感心を持って読んでいます。

「悟った女は男を立てる事をわかっている…」

みたいな台詞が、モロ男視点で男を悦ばせるために床で語られているというような

ナニコレ~…みたいなウンザリする脚本を、そのガキが読んで、

私を女優さんの代わりに後ろから抱きしめたりしています。

ガキは凄く嬉しそうに演技で大人の男になりきっているというか、

夢とはいえ、あまりにもしょうもないシチュエーションに余計ウンザリしてしまいます。

 

監督もだけど、このガキも全くしょうもない…

 

もう夢だとわかっているので、淡々と見ていましたが、

私には弟がいないので、あまり悪ガキタイプには縁がないし興味も無い。

甥はいて、随分面倒を見ましたが、身も心も今だ天使みたいな素敵な可愛い子なので

夢の悪ガキとは大違い、私にとっては随分珍しいものを見ているなと思いました。

 

画像はラクガキ、5分もかからずに描いたもの。


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