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『Lolly Lolly』キャラ紹介その6/てぴぃ

2010-11-10 00:29:11 | 『Lolly Lolly』キャラクター紹介

ソニー・デジタルエンタテインメントの携帯サイト『まんちゅ』『全力書店』『ヒトコト』などで
連載中のコミック『Lolly Lolly』、
キャラクター紹介第6弾目です。


『てぴぃ』


魔王青鬼の分身のような子鬼。

セーキが大変若くして魔王へと変身した時、そこに小さな存在として現われました。

てぴぃは強い千里眼を持っています。
他にも大きな力を持っているようですが、それを自分で自覚し説明できる術を持ち合わせていないので、
その能力はまだ未知数です。

てぴぃは髪や目や肌の色がローリィの姉であるデヴィにソックリですが、デヴィ自身とは関係ありません。

セーキのデヴィへの想いが余りにも大きかったので、その姿が形作られてしまいました。

名前が似ているのも、青鬼がそこに生まれた小さな子鬼を見て思わず「デヴィ」と声に出たのを
舌たらずだったてぴぃが自分を「デヴィ」と言ったつもりで「てぴぃ」になってしまいました。

てぴぃは生まれて1000年以上たちながら、未だに幼児の好奇心で生きています。
子鬼の成長はとても時間がかかります。

千里眼などがある故に、どこかで起こる恐ろしい出来事をキャッチしてしまうこともありますし、
心も幼く、現実と物語、自他の区別も曖昧で、大きなショックを心に受けてしまうことも多いので、
青鬼はまだまだデリケートなてぴぃを守るために山奥で厭世的に生きています。

魔王と子鬼は一心同体で生きるので、無垢な子鬼が病んでしまうと魔王自身も不安定になってしまいます。

子供の心の子鬼をすこやかに幸せに保つのは、魔王の大変高度なバランス感覚と努力なのです。


てぴぃは今、おとぎ話の世界に夢中です。

華やかなローリィをお城に住む童話のプリンセスだと信じています。

青鬼がとっても大好きで、何もかも預けきって安心して生きていますが、時には厳しく怒りもする彼に対して
小さいながらも思いっきり大きな声を張り上げて対抗したり、
泣いて怒ってすねて、終いには何処かに隠れて彼を困らせたりもします。


******


青鬼はてぴぃを見るたびにデヴィを思い出してしまうので、心に辛い部分もあると思いますが、
それでも幸せだった幼児期のデヴィに瓜二つのてぴぃが自分を慕って無垢な愛を注いでくれることが
彼の大きな癒しになっています。

デヴィにそっくりな可愛いてぴぃを、変態大魔王も大変気に入っていて、遊びに来て欲しいのですが、
青鬼は未だに、デヴィの父親である彼の前には、顔を出し難いと思っています。


てぴぃもいつの日か、ベルゼのように、子鬼の状態から、独立して生きる普通の姿に変身していきます。

比較的早く成体する子鬼もいますが、大変長いこと幼児状態でいる場合もあります。
ある日突然、生まれ変わるように、その姿が変わります。

てぴぃも何となくは、「いつかおぉきくなる」と理解してはいるようです。

その時は青鬼とも新しい関係性が生まれます。

変態大魔王とベルゼのように、男女としての関係性を作るかもしれませんし、別々に生きていくかもしれません。


画像は『Lolly Lolly』てぴぃ。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (matsumo)
2010-11-11 01:40:06
キャラ設定、とても興味深く読ませていただきました!こんな大きなバックボーンがあるとは。。またコミックを読む時に見え方がガラッと変わってきますね。てぴぃはセーキの想いから作られたキャラクター、という設定はまた興味深いです。生まれてから千年以上経っても子供の姿だったりと、魔界の時間はドッグイヤーのように、また時の流れが違うんですね。
ストーリーの流れに関わらず、キャラクターに設定をする事は、本当に大事な事ですね。改めてそう思いました。
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こんにちは (ktooonz)
2010-11-11 13:29:39
携帯コミックを読んでくれてありがとうございます。

ドッグイヤー…そうですね。
人間の時間を人間は自覚できないから
別の時間軸みたいなものを感じる時面白いかもしれませんね。

言葉が通じないから普段関係ないと思いがちですが、
本当は犬とか陽炎とかも一緒に生きているんですしね。

キャラ設定は、普通はストーリーを作っていると自然にできてしまいます。
自分でも頭に浮かぶものを変な設定~と思うこともありますが、
そんな風に作ろう!という気負いが無い方が自由で面白いのかもしれません。
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