5月末の天気のいいある日
ご近所のみなさんでみよこさんちのお庭をお借りし
「ガーデンカフェ」と銘打って、防災について学びあおうというイベントを催しました。
まずはお家の中で防災DVDで専門家のお話を学びました。
たとえば最寄りの避難所に逃げたとしても、人が多すぎて家族が出会えないケースもよくあるので
「避難所の小学校のバスケットゴールの下に9時と18時に集まる」
といった感じで場所と時間を具体的決めておいた方がいいとか、ほんとうに参考になりました。
そのあとはお庭に移動して、非常持ち出し袋の中身チェック!
一例としてぽんぽこ家のものを大公開です。
もちろんくうた用の持ち出し袋も用意してあります。
くうたのを展示することによって「うちもニャンコの●●ちゃんのを用意しなくちゃ」と言ってもらえ
親バカ丸出しも効果ありました。
そのほかにもみなさんの色々なアイデアを聞けたので
帰宅後引き出しの奥に入っていた旅館でもらった歯ブラシセットを追加し
なるべく早くソーラータイプの携帯の充電器を買おうと決めました。
ライフラインの復旧にかかる日数などをクイズで学びあったあとは
いざという時に新聞紙で簡単に折れるスリッパや
トイレを作ったりしてるうちに
お楽しみの非常食の試食タイムです。
非常食の定番カンパンや5年保管のできるリッツ
アルファ化米の五目おこわとお餅を用意しました。
お湯で20分、水だと60分でできる五目おこわは
もちもちとしておいしくて、なにより腹もちもよくオススメです
水だけでできるお餅は
軽いスポンジのような固まりに少量の水をかけ10秒程度でできるくせに、びっくりするほどほんもののお餅でした。
久しぶりに食べたリッツやカンパンもなかなかおいしかったんですが
やはりいざという時はお餅やご飯のほうが食べられるかなって感じです。
最後は荻田市議に八王子市の防災の現状を話してもらいましたが
市の備蓄食料は21万食しかないと聞いてちょっとビックリ!
八王子市は55万都市なうえ、学園都市とうたうだけあって大学や専門学校が多く学生も多いので
災害が起こったとき、行政の支援を待つなんて悠長なことを言ってたら、飢え死にしちゃうじゃない!
ってことで各家庭での準備が必要だと本気で思いました。
先日も夜中に地震があったり、いつ災害に見舞われるか、どこにも逃げようがないのが今の日本です。
実際世界のどこにも絶対安全な地域なんてありません。
いつどこで災害に遭うか、そんなことを考えてるとノイローゼになりそうです。
だからこそ日ごろからの備えが大事ですし、なによりご近所の人たちとの結びつきが本当に大事だと
今回のイベントを通して改めて考えさせられました。
つまりよく言う“備えあれば憂いなし”とは、非常持ち出し袋などの物の備えもありますが
非常時に周囲のひとたちとどれだけ支えあい助け合えるか、そのための心の備えも指してる気がします。
今回は素人が集まり考えた手作りの小さなイベントでしたが
町内外から老若男女20数名の方たちが集まってくれ
たとえ町内に住んでいてもなかなか出会うことのない方たちと楽しい時間を共有できたことにより
絆をつくる第一歩を踏み出すことができたと思います
みなさんの地域でもこういうイベントがあったら、積極的に参加されることをオススメします。
バナーは一足早く夏バージョンです
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