久保山酒店 BLOG

全国の地酒と焼酎を蔵元直送にてお届けする静岡の地酒屋「久保山酒店」の三代目店主のブログ。超最新、超新鮮な地酒情報を掲載!

【獺祭 磨き その先へ】入荷!

2017年11月09日 19時22分13秒 | Weblog
いかに困難が予想されても、
いかに現在が心地好くても、
その先へ、我が安住の地はなし。

10年以上の構想期間と開発期間を要して今回やっと発表にこぎつけました。

獺祭 磨き その先へ

【酒質について】
磨き・高精米の先にあるもの
近年、「磨き二割三分」に対し高精米分野での追随蔵が何社か現れたように高精米でひとつの理想型を達しました。
しかし、更にその先を目指したものです。

【商品の性格】
獺祭の最高の酒
このお酒は「磨き二割三分」を超えるものとして造られました。
品質の方向として磨き二割三分のより完成されたものとしてではなく、踏まえた上で別のものとして造られています。

【開発の背景】
世界の中の日本酒
近年、海外に日本酒を輸出しておりますとワインとの競合問題が出てきます。ご存知のようにワイン欧米の非常に巧みに作り上げられた投機的マーケティングにより生み出された酒として一本数十万円いう高価格のものもあります。
海外で、またこれからの日本でもワインに日本酒が伍していこうとする限り、日本酒の課題はこの高価格帯の酒への進出です。

【日本型高級酒】
国産生地メーカーの開発した皮革風生地がイタリアの業者が日本の業者のつけていた価格の数倍の価格を付けたことにより大ヒット商品になりました。しかし、私たちはこれはできません。内容の同じものに、ただ、販売上の戦術だけで高価格をつけることをよしとしません。
このお酒で旭酒造が目指しているのは実質的内容を持った日本型の高級酒です。

【今後の方向】
「磨きその先に」を究極とせず、更なる挑戦を続けていきます。

【お客様へ】
品質的に一歩踏み出しているが故にただ飲まれたのではせっかくの「磨きその先へ」の魅力が分かりにくいと思います。まず、1~2杯「磨き二割三分」をお楽しみいただいた後、「磨きその先へ」へお移りになると、よりくっきり皆様の前にこのお酒の魅力が現れると思います。


●獺祭  磨き その先へ  720ml  30000円(外税)(限定酒)


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