ある鉄骨造建物の 骨組みが出来上がったので、現場で確認してきました。
建物が 垂直に立っているのか?と、ボルトはきちんと締め付けられているか?を見る検査です。
まずは垂直チェック。測量にも使う トランジットで、最上階の柱位置(A)と基礎の柱位置(B)を3箇所 測ります。高さ約8mの建物で最大1㍉以内のずれが確認でき、合格。
お次は ボルト締め試験。2階梁の一部分を 検査用に目の前で締めてもらいます。はじめはこんな状態で、まず1次締め開始。(ちなみに道具は 全て電動レンチです)
続いて2次締めを開始。このボルト(=高力ボルト)は ピンテール破断型といって、規定の強度が加わると、ボルトの先端(つまり ピンのテール)がぽろっと取れて 目で確認できるものです。写真で左半分の先端がなくなっているボルトは、締め固め終了ということです。
という検査でしたが もう10月も終わりだったので、ほぼ汗もかかずに終わりました。これから寒くなる12月前半まで 快適な現場になることを祈っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます