記録を見たら 9月以来の注文で コーヒー豆をまとめ買いしました。ブランドにはこだわりはなく、単に新鮮さだけがポイントなので、いつものお得セット(2キロ)です。1日平均2杯分を点てる(漢字はこれかな?)ので、1杯あたり10円となります。さすがお得セット!
べつに買った店を褒めるわけではありませんが、9月以来冷凍庫で保存している前回の豆は、未だに新鮮で薫りもグッド。一時期スーパーで買っていた、泡立たない”ウッシッシ”コーヒーなんかとは、較べモノにならないコストパフォーマンスです。
記録を見たら 9月以来の注文で コーヒー豆をまとめ買いしました。ブランドにはこだわりはなく、単に新鮮さだけがポイントなので、いつものお得セット(2キロ)です。1日平均2杯分を点てる(漢字はこれかな?)ので、1杯あたり10円となります。さすがお得セット!
べつに買った店を褒めるわけではありませんが、9月以来冷凍庫で保存している前回の豆は、未だに新鮮で薫りもグッド。一時期スーパーで買っていた、泡立たない”ウッシッシ”コーヒーなんかとは、較べモノにならないコストパフォーマンスです。
島原鉄道が 約半分の廃線を発表した2月も今日で終わり。少しづつ春が近づき、日が長くなって、車窓の風景も大分変わってきました。
有名?な 諫早の干拓地では、裏作の麦が青々と芽を出しています。愛野付近では、朝日がまともに車体を直撃し、麦畑に影絵のように浮かび上がるのは今だけです。
まだ朝晩は冷えるので、野菜農家では ニンジンや葉ものの上に ビニールのトンネルを被せています。ほとんど同じデザインが繰り返されるので、結構 アートだったりします。
ビニールを被せて丁寧に育てても、最近野菜の値段が暴落しているので、農家は苦しい!と地元メディアで報道されています。暖冬で喜んでいる人もいれば、困る人もいて、あちらを立てればこちらが立たずという難しいバランスの一端を、車窓からもうかがえます。
小浜町で、以前からどんな風呂なんだろう?と興味をもっていた温泉がありました。
その温泉は なんと防波堤の外!にあって、橘湾に沈む夕日が見れる方向に開けているのです(男女とも)。夕日から名付けたのか、その名も「波の湯 茜(あかね)」。
北海道の羅臼や 和歌山の白浜など、波打ち際にある露天風呂は聞いていますが、防波堤の外側、しかも目の前には テトラポット(消波ブロック)が並んでいるとは 大胆です。通常 防波堤の管理者は 国や県なので、よくこんな風呂ができたなーと感心しきり。
さてせっかくのチャンスなので、300円を払い、防波堤の外(しつこい)の脱衣場で準備し、10m程の浴槽にドボン。小浜は塩湯ですが、この風呂のはサラッとしており、気持ち悪くなりません。ただ海沿いのため、石けん、シャンプーは使用禁止でした。ちなみに年中無休らしいのですが、”波の高いとき”がお休みになるようです。
夕日を眺める為には、1時間も浸からなくてはならなかったので、チビが茹で蛸にならないように 何度か波しぶきを被って 上がりました。一緒に入っていた 欧米系の男性は この温泉を”るるぶ”で見つけて入りに来たとか・・・(情報収集力恐るべし)。女風呂に入ったカミさんのレポートでも、若い観光客ばっかりとのこと。日本で一番海岸線が長い 長崎県ですから、第二第三のドジョウは 以外と身近に潜んでいるのかも知れません。
島原城ができるまで、島原藩主がいた 南島原市北有馬の日野江城へ出かけました。ここは昨年 とても話題になった場所です。
すでに廃城から400年近く建つので、天守閣はおろか 建物は何も残っていませんし、復元もないため ただ石垣があるだけです。更に ここに植樹し公園化しようとした 当時の町が、国の史跡であることを知ってか知らずか造成し、「大目玉」を食らったのが昨年の初め。誰もいない城跡を散歩すると、造成がストップし なんだか物々しいブルーシートが被せてある辺りに、問題がありそうです。
ここがなぜ史跡になっているか?ですが、ここから城主がキリシタン大名だった頃の遺構が発掘されたのが理由のようです。人間からは忘れられても、動物たちには楽園のようで、アチコチに”自然との共生”を唱える看板を目にします。
更に散策していると突然 案内板が現れ、町のアチコチに キリスト教関連の遺構があり、天正少年遣欧使節も学んだセミナリヨ(神学校)まで明記されています。セミナリオは当時、京都とこの場所の2ヶ所にしかなかったと知って、知の先端地だったのかーと感動してしまいました。
現在 城跡から海の方を見下ろすとのどかな風景が広がっています。ちなみに 島原の乱や天草四郎で有名な 原城ですが、日野江城の支城(出先)として使われ 400年前やはり廃城したあとに キリシタンが立て籠もったという因縁があります。
島原の乱で一掃されたキリスト教が、その後 再び根付くのは並大抵のことではありませんが、関連する遺構だけは、世界遺産候補リストに載って今後スポットライトを浴びる日が来るかも知れません。
街のシンボル 島原城は、いろんなところにコピーされていますが、もちろん公共施設も例外ではありません。
交番の統廃合で、もうすぐ無くなる(らしい)この大手門交番も コピーの一つ。お巡りさんが怖い?ので、内部写真や接写はしませんでしたが、一目で 「お城」を連想させてくれます。まだ新しいので、市のインフォメーションにでも再生されるかもしれません。
ちなみに 新しい交番は ごくフツーの建物。観光施設と間違える訪問者が減って、少し寂しくなるかも入れません?
2月のある日、佐世保に出張し 昼前に駅に到着しました。
約2年ぶりに訪れたJR駅前エリアは マンションラッシュ!15階建が4~5本(という数え方はしませんが)壁のように立ち上がっていました。
さて昼食は・・と wikiにも載っている”佐世保バーガー”では時間をもてあますし、かといって”九十九島の牡蠣焼き”を堪能するほど余裕はなかったので、個性的な味付けが多い「カレー」に決めて 歩き始めました。
財布と相談し、お邪魔した店は どうもステーキで有名らしいのですが、ボクは迷わずビーフカレーを注文。
そして出てきたのがトップの写真です。なぜこの店に入ったかといえば、バターライスがタップリ出てくるから!自分で注げば、おかわりし放題なんです。もちろん、とろけるように柔らかい牛肉も ホッペが落ちるほど美味しいし。
外は雨が降り始め、店はボクの貸し切りで、とても充実したランチを頂きました。佐世保カレー・・・ボクの中では、密かなブームなんですけど、広がるでしょうか?
2~3月に1度、気が向いたときにしか遊びに行かない ハウステンボス。経営主体が入れ替わり、少しづつ街も更新されています。
これまでは上から下までのっぺりした色遣いの建物が多かったのですが、ある改装したレストランでは 見事にツートンカラーになって しかも低層部は暗色で引き締まっています。
また できるだけサインを控えめにしていたトイレも 一歩中にはいると この通り。これまでよりもメリハリが効いて、いい傾向ですね。
更に 元々「大人のリゾート」で売り出した場所なので チビ向けのショップも劇場も皆無!という弱点を克服しようという試みを アチコチで見かけます。わが家のチビが貸し切った?機関車型バスも、その一つ。他にも チビ向けのオモチャ屋が2店に増えていました。チビ専用施設は モーレン倶楽部割引の対象外が多いのは気になりますが、今後の展開に期待しています。
チューリップ祭り前の閑散期、今年初めてハウステンボスへ遊びに行きました。思った以上に人が多く、適度に賑わっており 経営者でもないのに安心?しました。
昼時にホテルヨーロッパ付近にさしかかると、カナルクルーザーの出入りで 跳ね橋が上下する場面に遭遇しました。急ぐ用事もないし 1日に数回限定の”ショー”なので、チビッコが動かず一緒に見物。園内運河と大村湾の潮位を調整するため、2つの橋が上下し、同じく2つの可動関が開閉する時間も合わせ 約5分間のエンターテイメントです。(ただしボクらのように、おもしろがっている客は 少ないのですが・・・・)
可動橋が完全に垂直になるまでクルーザーは待機、ゴーサインが出てからしずしずと運河に進んでいきます。
一方 歩道の方は、警告音でお知らせし、踏切で見かける遮断バーで完全に通行止め。なすすべもなく、クルーザーの通過を見守るだけ。ハウステンボスが船を優先する「リゾート」だったんだ!と思い出すヒトも何人かはいるかも知れません。
というわけで、橋が下りたら、何でもなかったようにバスもヒトも通行します。
こんな風に お金も人出もかかる設備を最初から準備した創業者も、15年後のいま その仕組みに価値を認めて使い続ける現在の経営者も 偉いものだと感心するのでした。
とても シリアスな映画を観ました。周防監督の話題作、”それでもボクはやっていない”です。
スクリーンでは意図的に 日常生活から分離している拘置所、法廷を中心に話が展開し、「法律」のリングで 検事、弁護士、それに裁判所による人間くさいバトルが繰り広げられます。ただし TVドラマのような 劇的な展開があるわけではなく、”手続き”にのっとり 淡々と進行し 判決に進んでいきます。
身に覚えがない主人公が、罰金刑でも済ませられる”痴漢”を否認したために 長期間拘留され取り調べを受け、あれよあれよという間に裁判所へ引き出されるシステムというのは、恐ろしいほどよくできています。
この流れを見せられれば、日頃マスコミに「容疑者」「被告人」と紹介されるヒトの中には、たまたま不運な星の下に生まれただけのケースも相当含まれているのでは?と邪推したくなります。無実を訴えてればコレ、しかし本人が罪を認めたら数時間で釈放されるという、マンガのようなことが現実にゴロゴロしているようですから。
映画には、主人公が感じる「まさか」「そんなはずはない」が何度も何度も出てくるので、せめて実社会では「なるほど」にかわっていけばなあと、毎日ガラガラの島鉄に乗りながら思うのでした。
昨年から場所はチェック済みだったのですが、先日 チビッコの合同合唱会?に参加したとき、内部を見せて頂いたので、紹介します。ちなみに 愛知県ではなく、島原市にある建物です。
どういう経緯で建てられたのかは分かりませんが、『トトロ』に登場する家を 忠実に(ただしトイレは 水洗のウォシュレット)再現されています。
台所には、炊事と風呂の両方に井戸水を注げるようになっていますし、風呂はもちろん「五右衛門風呂」です。 オール電化でもガスコンロでもなくて、薪で炊く竈が完備という徹底ぶり。窓は木製サッシュがはまっており、網戸が無い替わりに 蚊帳吊り用の紐を発見しました。
映画では父親の仕事部屋になっている洋間には、唯一ソファーがあるあるだけで、他は畳ばかり。屋根裏部屋は チビッコのお気に入りで 急な階段を何度も上り下りしては”まっくろくろすけ”を探していました。
所有されている福祉法人の方からは、「泊まりにおいでー」と勧められました。廻りは畑ばかりなので、虫が少なくて 寒くない時期なら お誘いに乗ろうか?と悩むこの頃です。
1月下旬から始まっている 「島原のひな巡り」。1月にレポして以来 ボーっとしていると肝心の3月3日を通り越してしまいそうなので、今回 おさらいをしてきました。
まず 金物屋と云うより 手打ちそばでも有名な 猪原金物店さんのひな人形を拝見(トップの写真です)させて頂きます。
なんと お内裏様とおひな様は ”豪華な一戸建て”にお住まいです。他のひな人形と格の違いを、まざまざと見せつけられます。でも店頭には、サザエさんに出でてくるような「ねずみ取り」があったりして、あくまで庶民向き(マニア向きかも)。
さらに進むと 造り酒屋には「あまざけ」の表示が・・・。昼休み中なのを思い出して 通り過ぎました。
次に目指したのは 解体寸前の古民家をギャラリーにしている「鵜殿邸」。たまにしかお邪魔しないので、観光客と思われ まず2階の見物を勧められました。太い木組みが見られるからです。
1階には各地から寄贈?された ひな人形が 所狭しと並べてあります。割と新しいのが多く、TVで宣伝している「人形のQ月」の方が、綺麗で全段揃っています。でも 味気ない。
見学も終わってお暇しようと 入り口の隅っこを見ると、地元の”マルバヤシ”醤油ブランドが ずらりと販売中でした。ギャラリーで調味料を購入する人は どれくらいいるのか分かりませんが、地元ブランドに特化したコーナーになればいいなー と思いました。
現場の帰り 島原半島の最南端 口之津町の瀬詰崎へ出かけてみました。場所はこの辺です。
お隣の熊本県天草との間が 最も狭い場所でもあり、潮の流れが速くて 釣り人には人気のスポット・・・・らしいことが分かりました。
半島の先端なので、現役の灯台もあり 航路の安全に役立っているようです。ところで 灯台のスタートは 「初点」と呼ぶことを、銘板で初めて学習しました。
またこの場所は天草とあまりに近い(約5キロ)ため、”ここに橋を架けよう!”という運動での 有力候補地にもなっています。
でも今のところ、灯台も錆びまくり、道路も車一台分の幅しかないため、忘れ去られたように静かな時間と 潮が流れているだけでした。
満開の梅に因んだわけではありませんが、新聞で知った 小浜の茶室を見せて頂きました。名前は『惜梅亭(せきばいてい)』。
新聞情報では、旧小浜町の迎賓館として 坂倉準三の事務所の設計で80年に建てられたもの。今回維持管理ができなくなり、解体計画が持ち上がったため 地元有志でひっくり返して保存+活用となったようです。
で、昨日まで そんな茶室があることさえ知らなかったボクですが、関係した工務店の方にアクセスを聞いて、山道をとろとろと登りました(もちろん車で・・・)。
建物は 陶芸教室などが開かれる「ふれあいの村」に隣接した雑木林に、ひっそりと建っていました。数寄屋造りの木造平屋で 宮大工も関わったという立派な茶室です。
利用のない日は閉まっているのですが、たまたま管理人さんのご厚意で 内部を見学させて頂きました。入り口の三和土には、小石が丁寧に埋め込まれ、アクセントをつけています。
内部にあがると、8畳と4.5畳の2つの茶室を、水屋で繋いでいます。茶道は分からないのですが、必要な設備はバッチリ揃っているようでした。
また待合い?には、旧町長の頼みを聞いて、今の安部総理の祖父 岸信介が揮毫した額もかかっています。
ちなみに迎賓館だけあって 材料は最高級。雰囲気もかなりよいので ここで一服頂いたら 門前の小僧のボクでも ありがたい気分になりそうです。今後ドンドン活用して頂き、抹茶好きのチビや 茶道好きのカミさんにも見せてあげたいなーと思いながら、管理人さんにお礼を言って 山を下りました。